『2017年本屋大賞』2位を獲得した森絵都の同名小説の実写ドラマ版となる同作は、昭和から平成に至る塾と日本社会の変遷を背景に、ある家族の50年を描いた作品。落ちこぼれの子供に勉強を教えるようになった小学校の用務員・大島吾郎と、自由で豊かな教育の可能性を塾に見出した赤坂千明が公私共にタッグを組んだことで、塾業界に新たな歴史が生み出されていくというあらすじだ。
「天才的教師」の吾郎役に高橋一生、戦中の国民学校の教育に反発するシングルマザー・千明役に永作博美がキャスティング。共演者には工藤阿須加、大政絢、壇蜜、黒川芽以、風吹ジュンらが名を連ねる。放送は全5回。演出は片岡敬司（NHKエンタープライズ）、脚本は水橋文美江、音楽は佐藤直紀が担当。撮影は6月下旬から8月を予定している。
