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トヨタ、新型カローラ・スポーツを発表。本格展開する“コネクティッドカー”の第1世代

2018年06月26日 17:01  AUTOSPORT web

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新型カローラ・スポーツ(ホワイトパールクリスタルシャイン)
トヨタ自動車は6月26日、“初代コネクティッドカー”とうたう新型『カローラ・スポーツ』を発表。同日より発売する。

「カローラで日本にモータリゼーションを」という思いから始まったカローラは1966年に誕生し、今年で52年目を迎えるロングセラー。今回発表された新型カローラ・スポーツはその12代目の先駆けとなるモデルだ。

 新型カローラ・スポーツは、TNGAプラットフォームを採用しており、低重心かつワイドでスポーティなシルエットを実現。タイヤもトレッドが拡大されている。

 心臓部には1.8リッターエンジン+ハイブリッドシステムと1.2リッターターボエンジンの2種類を用意。このうち1.2リッターターボモデルには10速スポーツシーケンシャルシフトマチック付Super CVT-iを採用している。

 衝突回避支援システム『プリクラッシュセーフティ』や『レーダークルーズコントロール』『オートマチックハイビーム』といった第2世代の予防安全パッケージ『Toyota Safety Sense』は全車標準装備されている。

 この新型カローラ・スポーツがうたう“コネクティッドカー”では、車両に通信モジュール(DCM)が搭載され、専用の情報インフラ『モビリティサービス・プラットフォーム(MSPF)』に接続される。

 これにより、クルマの走行データ、状態をつねに確認できるようになるため、トラブル発生前に整備入庫を推奨するサービスや、万が一の際の緊急通報サービスなどを展開できるという。

 そのほか、ドライバーの運転傾向を自動診断し、採点やアドバイスを行う“ドライブ診断”、ドアやトランクの開閉、ハザードランプの点灯状態をスマートフォンで確認し、遠隔でドアロック、ハザードランプの消灯などが行える“マイカーSecurity”といったサービスも行われる。

 トヨタはこの新型カローラ・スポーツと同日に発表した新型クラウンを皮切りに、このコネクティッドカーを本格展開。今後国内で発売するすべての乗用車にDCMを搭載するとしている。

 新型カローラはハイブリッドグレードが241万9200~268万9200円(税込)、1.2リッターターボグレードが213万8400~261万3600円となっている。