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許されぬ恋を描く『チューリップ・フィーバー』予告編 衣装は「真珠の耳飾りの少女」をオマージュ

2018年06月26日 11:12  リアルサウンド

リアルサウンド

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 アリシア・ヴィキャンデルが主演を務める10月6日公開の映画『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』から日本版予告編が公開された。


参考:ドレスをまとった美しいアリシア・ヴィキャンデル【動画】


 本作は、スペインから独立し“黄金時代”と呼ばれた17世紀オランダを舞台に、裕福な夫を持つソフィア(ヴィキャンデル)が無名の画家のヤンと恋に落ちる様子を描いた作品。「フェルメールの絵画の世界を小説にしたい」という原作者デボラ・モガーの思いから生まれた小説を映画化した。


 今回公開された日本版予告編には、球根1個が邸宅1軒分に相当する超高級チューリップに夢中になる民衆の姿や、主人公2人の許されぬ恋路の様子、フェルメール絵画へのオマージュが散りばめられている。また、ヴィキャンデルは絵画「真珠の耳飾りの少女」をオマージュした衣装や、フェルメール・ブルーのドレスをまとい、清楚だが身の内に熱い想いを秘めた女性を体現している。


 キャストはヴィキャンデルのほかに、画家のヤン役に『アメイジング・スパイダーマン 2』のデイン・デハーン、夫のコルネリス役にクリストフ・ヴァルツ、チューリップを栽培する修道院の院長役にジュディ・デンチなどが決まっている。監督は『ブーリン家の姉妹』のジャスティン・チャドウィック、脚本は『恋におちたシェイクスピア』のトム・ストッパードが担当した。(リアルサウンド編集部)