IT企業のnyansは6月22日、猫の飼い主同士マッチングする「nyatching」のサービス提供を開始した。内容はマッチングした飼い主同士で猫のシッターをし合える関係を構築するというもの。公式サイトでは、
「ご近所の猫の飼い主さんを繋いで助け合える関係をつくるお手伝いをするのが"NYATCHING"猫の飼い主さん専用のマッチングサービスです」
「『猫のお世話をお願いしたいけど頼める人がいない』『気軽に猫のことを話せる飼い主友達が欲しい』そんな飼い主さんならではの悩みを解決し、お互いの猫とともに新しいコミュニティを作ることができます」
と説明している。
サービス利用料は基本的に無料 トラブルが発生したら専属ペットシッターが対応
利用方法はフェイスブックアカウントで「飼い主」と「猫」のプロフィールを登録。プロフィールを見て相性が良さそうな人に「マーキングボタン」(リクエストボタン)を押す。マッチングするとメッセージ交換をすることができる。
その後、実際に会い、飼い主同士、相手と猫との相性を確認し、信頼関係を築いた上でシッターをし合う関係になるか判断する。サービス利用料は基本的に無料で、マッチングには本人確認が必要だ。
シッターをしてもらう場合、猫の性格や特徴など、エサの量などを事前に打ち合せする。猫同士を会わせる場合はワクチン接種や病気の有無、去勢の確認等をしなければならない。また猫の容態がおかしい、脱走してしまった等、トラブルが発生した場合、「nyatching」専属ペットシッターが対応する。
猫を飼っていると「ペットホテルは狭くてかわいそう」など中々遠出ができない
同社は「『ペットホテルは狭いゲージに入れられてかわいそう』『友達に猫を預けているけど申し訳ない』そんな想いから、なかなか遠出ができないという悩みを猫の飼い主は抱えています」として同サービスをスタートした。
現在は福岡県福岡市のみでの提供だが、今後は全国への展開を実施していく。また同サービスを通して、ペット殺処分ゼロの世界を目指すという。
また6月29日までに本登録した全てのユーザーに「自分の飼い猫の画像」を使用したLINEスタンプをプレゼントする。こちらは福岡市以外の人も登録・応募可能となっている。