2018年F1フランスGP決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは5位だった。
3番グリッドのベッテルはスタート直後の1コーナーで2番グリッドスタートのバルテリ・ボッタスにヒット。2台はダメージを負い、ピットストップ、後にベッテルには接触の責任があるとして5秒のタイムペナルティとペナルティポイント2が科された。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=5位
スタートはとても良かった。良すぎるほどだった。前のルイス(・ハミルトン)に追いつき、減速しようとしたが、グリップがなく、行き場もなかった。右側ではバルテリ(・ボッタス)がポジションを取り戻そうとしていたし、アウト側からはマックス(・フェルスタッペン)が上がってこようとしていた。
バルテリにとっては残念だった。彼は何も悪いことをしていない。僕らにとっても残念だ。僕らはもっと良い結果をつかめたはずなんだ。今日は幸いレースを続けることができて、マシンのパフォーマンスも良かった。ただ、結果は望んだものではなかった。
この件については僕に非がある。でも気持ちを切り替えて前を向き、来週末のことを考えよう。
(F1公式サイトのインタビューで語り)バルテリにとってはひどいレースになってしまった。レースの後、彼に会いに行ったよ。
僕のスタートがもっと悪ければよかったと思う。そうしたらもっとスムーズなレースになっただろう。ああいう状況には陥らなかったはずだ。でも結局は僕には他にどうすることもできなかった。故意にやったか? それはないよ。自分のレースも終わってしまうのだから。