エン・ジャパンは6月21日、「職場での出会い」に関するアンケート結果を発表した。調査は4月半ばから5月半ばにかけて実施。「エンウィメンズワーク」を利用する女性385人から回答を得た。
「今までの職場で、『出会えて良かった』と思えた人がいる」と答えた人は84%だった。 「出会えて良かった」と思えた人の属性として、最も多かったのは「同僚」(63%)。2位は「上司」(50%)で、以降、「先輩」(49%)、「友達」(22%)、「お客様」(17%)と続く。
「辛いとき誰かしら同僚が味方になってくれた」「いつも明るい先輩に憧れていた」
同僚と回答した人からは
「困ったときに相談に乗ってくれて助けてもらった。社会人になったら学生の時のような友人はできないと思っていたが、その人とプライベートでも仲良くなれたことが嬉しかった」(33歳)
「辛いことがあっても誰かしら同僚が味方になってくれたり、励ましてくれたり、自分の仕事を認めてくれたりと、良い出会いがあった」(38歳)
などのコメントが寄せられた。先輩と回答した人は、「周りのことを常に気遣い、いつも明るく笑顔でいる先輩にすごく憧れていた」(24歳)などの理由を上げていた。
出会えてよかった人を年代別に聞くと、20代の1位は「先輩」で60%、30代と40代の1位は「同僚」で、それぞれ68%、63%だった。
積極的なコミュニケーションと感謝で出会いのチャンスが広がる
「良い出会い」を引き寄せるために、一番大切だと思うことは何か聞くと、1位は「周囲と積極的にコミュニケーションをとる」(28%)だった。「お互いのことが分かり合えるから」という理由を挙げる人が多かったが、
「何かあったときに頼りにしてもらえるようになる」(25歳)
「自分の気持ちや意見を言うことで初めて意思の疎通ができ、出会いにつながっていくと思う」(30歳)
などの回答もあった。2位は「小さなことでも感謝を言葉で伝える」(24%)。選んだ理由には、「ありがとう、という言葉は言った人も言われた人も和やかな気持ちにさせる」(22歳)、「思いやりを持って人と接する事で自然と良い出会いが導かれると思う」(36歳)といった回答があった。