2018年F1フランスGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーはリタイア、ブレンドン・ハートレーは14位だった。
14番グリッドからスタートしたガスリーは1周目のターン3でエステバン・オコンと接触し、マシンをとめた。このアクシデントについてスチュワードは、ふたりともが楽観的な動きをしたことで接触が起きたと判断、両者に戒告処分を科した。
ハートレーはパワーユニット交換により最後尾からスタート、アクシデントに巻き込まれることなくレースを1回ストップで走り切ったが、入賞には届かなかった。
ホンダは、1週間後に行われるオーストリアGPに向け、ハートレーのパワーユニットに起きた問題について調査を続けると述べている。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ホンダF1テクニカルディレクター田辺豊治
今回のフランスグランプリは、全体として難しい週末になりました。初の母国グランプリを迎えたピエールが、スタート直後にクラッシュに巻き込まれてレースを終えたことは、我々だけでなくフランスのファンにとっても残念な結果です。
PU交換によるペナルティで最後尾からのスタートとなったブレンドンは、いくつかのオーバーテイクを見せて順位を上げました。その後も最後まで堅実な走りを続けたものの、ポイント獲得には至りませんでした。
来週にはまたすぐにオーストリアグランプリがやってきますので、気持ちを切り替えて準備を進めます。