母国フランス人ドライバーだけに注目するのはもったいない!各チームで活躍する日本人エンジニアにも注目しないともったいない!そんな見どころがたくさんのポール・リカールの様子を熱田護カメラマンが写真と共にお届けします。
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ポール・リカールに来る前に、来季から2年間、レッドブルレーシングにPU供給というニュース。
早かったなあという印象。
ルノーが、発表しちゃうもんね……ということで急遽発表になったとか。
レッドブルは、ご存知トップチーム。
ドライバーも、ダニエル・リカルド選手(残留する?してほしい)、マックス・フェルスタッペン選手とパリパリのドライバー。
シャシーも超一流。エイドリアン・ニューウェイさんも残留するみたいだし。
ということは、勝てるチームということですから、願ってもないお話です。
そうなればいいなあという理想のお話が本当にそうなった!
それが現実になって、良かったなあと思うと同時に、もし、もし、万が一、ホンダPUがうまく機能しないようなことになったら、それは一気に批判の的になるわけで、なんとか少なくとも今年中にルノーPUを馬力、信頼性で追い越さないといけません。
一説には、マシンの速さは、シャシー7、PU3という割合とも言います。
木曜日の囲み会見で、今回のレッドブルへの供給についてすごくプレッシャーを感じていますと発言していたホンダF1テクニカルディレクター田辺豊治さん。
そりゃあ、そうですよね。
ホンダにとって、ホンダという名前、イメージを世界的にアピールできる絶好のチャンスです。
日本の技術ここにありと示してほしい!
しかし、金曜にはブレンドン・ハートレー選手のPUにトラブル発生……
簡単にはいかない、複雑で難解な今のPUシステム。
それは、第4期の参戦開始から見てくると、本当に大変そうです。
ホンダという大企業が、総力を結集してもこの現状なんです。そう考えると、ルノーやフェラーリってすごいんだなと思うし、メルセデスなんてとってもすごいんだなって実感しますよね。
そんなとんでもない事に、チャレンジしている我らがホンダを心から応援したいと思うわけです。
成功して褒められるのが当たり前で、うまくいかなくてぺんぺんに叩かれるこの世界、そこに打って出るという心意気が良いし日本人として誇らしいわけです。
ル・マンでトヨタが勝ったように、ホンダもいつか勝ってくれます。
そうしたら、嬉しいだろうなあ!
フォース・インディアの松崎エンジニア。
自転車を車体の幅に見立てて……
右コーナーで外側のタイアが接地する路面をスキャニングしているそうです。
こんな地道な作業が、マシンのセットアップに繋がっていくわけです。
ご苦労様です!
「アヤオ、今回はいけるのか?」
「そこそこいけるんじゃないかと思いますよ」
「そうか!」
……って感じでしょうか?
地元、フランスでいいところを見せたいグロージャン選手。
金曜日は6番手でご機嫌な感じ。
予選、Q3での最後のアタックラップ。
3コーナーです。
速かった。
でも、オーバーステア……
止まるのか。。。
止まりません……
ドカ……
残念、無念。。。
降りて、左前輪を叩いてました。
ちょっと、気合い入りすぎたかな……
でも、予選10位なので、レースに期待です。
予選でびっくりなのは、シャルル・ルクレール選手、なんと8番手!
いやー、どうなっているんでしょうか?
来季、フェラーリか?という声もちらほらと。
マーカス・エリクソン選手の立場がどんどん無くなっています。
マクラーレンの内紛のお話が拡散しています。
低迷する成績だからなおさらです。
いかにもF1ぽい話ですけれど、どうなんでしょ?
チョコレート??
ほんとかな??
広報さん、大変だろうな。
FP1最初のピットアウト。
ピットレーンが狭いので、曲がりきれませんでした。
狭いという理由で、FP1とFP2はカメラマンはピットレーン上で撮影禁止となってしまって、超がっかり。
でもFP3はOKとなっていたようです……なんでやねん。
やっぱり、久々となるといろんなところで混乱はしますね。
で、このレッドブルのTAG Heuerの位置に、HONDAって付くと思うと、単純に嬉しいね!
FP3で突然の雨。
雨具を持たないお客さんは、そのまま立って待ってました。
10年ぶりのフランスGP。良いレースであってほしいなあ、来年以降もたくさんのお客さんが入るグランプリであってほしいです!
日曜の午後も雨予報があるので、荒れるレースかもしれません!
楽しみです!