2018年F1フランスGPの土曜予選で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは5番手だった。
■アストンマーチン・レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 予選=5番手
昨日はダウンフォースのレベルを2台で変えていて、マックス(・フェルスタッペン)は僕よりも低めだった。昨日の段階では2台はほぼ同じ速さだったけれど、低めのセットアップも試してみる価値がありそうだった。それで今朝はそのセッティングにしてみたものの、天候のせいで試すことができなかった。
そのため、予選では金曜のセッティングを採用した。試せなかったセッティングは避けることにしたんだ。フロントウイングである程度調整する余地はあったけれど、Q1が終わることにはそれもやり尽くしていて、それでもまだアンダーステアが出るような状況だった。他のセッションならもっといろいろなことを試せるけれど、予選ではそうはいかない。じれったい一日だったよ。
明日のレースが始まるころには自信を取り戻せるだろうけど、それでも前方のライバルたちと比べると、ストレートが少し遅くなるだろうと思う。
僕は誰よりもダウンフォースレベルが高いから、そうなるとストレートでオーバーテイクをするのが難しいだろう。だからいいスタートを切ることが大事だよ。
雨になれば幸運に恵まれるかもしれない。ウエットなら面白くなりそうだよ。ドライでの純粋なペースでは、僕らはメルセデスに挑戦できるほど速くない。でも雨ならファンにとってもエキサイティングなレースになると思う。