2018年F1フランスGPの土曜予選で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは14番手、ブレンドン・ハートレーは17番手だった。
ハートレーは、FP2でパワーユニットにトラブルが発生し、その後交換を行ったため、グリッド降格ペナルティを受け、最後尾グリッドからスタートする予定。ガスリーはQ2まで進んだものの、Q1での自己ベストを超えるタイムを記録できず、Q2で敗退となった。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ヘッド・オブ・ビークルパフォーマンス ギヨーム・デゾテウス
今日のFP3序盤は急速な天候の変化に各チームが翻弄された。それでもピエールは半周はドライで走ることができたが、ブレンドンはPU交換を行ったためにインスタレーションラップを走らなければならず、ドライタイヤでの計測ラップを走り切ることができなかった。
その後、雨が激しくなってきたので、予選がウエットになった場合に備えて、ウエットタイヤとインターミディエイトタイヤを温存するため、走行を控えた。
昨日のペースから考えて、予選ではもっといい結果を期待していたが、非常に残念なものとなった。コンディションが急速に変化する難しい予選で、特にQ2の序盤は苦労した。
Q1では、ブレンドンが惜しくもわずか0.2秒の差でQ2進出を逃した。ターン14まではタイムを更新しつつあったので残念だ。ピエールはQ1の終わりに力強いラップを走ってQ2に進出したが、Q2ではタイムを向上させることができなかった。最後のランではひどいアンダーステアに苦しみ、マシンの性能を最大限に発揮できなかったのだ。今日のデータを基に、その原因を探る必要がある。
明日の決勝レースは、ピエールが14番手、ブレンドンはグリッド後方からのスタートになる。スタート時のタイヤを自由に選択できるので、あらゆるシナリオを分析し、最善の選択をしたい。