スーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦中のトリプルMホンダ・ワールド・スーパーバイク・チームが、第8戦アメリカラウンドに故ニッキー・ヘイデン記念モデルのホンダCBR1000RRで参戦することを発表した。
ヘイデン記念モデルのCBR1000RRを駆るのは、2018年シーズンから同チームよりSBKに参戦している24歳のアメリカ人ライダー、PJ・ジェイコブセン。MotoGPやSBKで活躍したヘイデンのメモリアルマシンで、母国ラウンドを戦う。
“ケンタッキー・キッド”の愛称で親しまれたアメリカ人ライダーのヘイデンは2017年5月、イタリアのリミニで交通事故に遭い、そのケガがもとで亡くなった。ヘイデンは2017年シーズン、レッドブル・ホンダ・ワールド・スーパーバイク・チームからSBKに参戦していた。
ジェイコブセンはスペシャルカラーのCBR1000RRとともに、バイクに合わせたヘルメットとレーシングスーツでアメリカGPに挑むとのこと。「母国のファンの前でレースできてわくわくしているよ。それに、ニッキーを称える特別なバイクとヘルメット、レーシングスーツでレースを迎えることに興奮している。スタートが待ちきれないよ」とよろこびを表している。