今季ブランパンGTシリーズ・アジアに挑んでいるARN RACINGのフェラーリ。鈴鹿10時間では佐々木、平手が乗り込む。 今季ブランパンGTシリーズ・アジアをメインに活躍するARN RACINGは、8月24~26日に鈴鹿サーキットで開催される『サマーエンデュランス鈴鹿10時間耐久レース』に向けた参戦体制を発表した。
2017年にスーパー耐久ST-Xクラスでチャンピオンを獲得し、今季はブランパンGTシリーズ・アジアを舞台に戦っているARN RACING。ブランパンでは開幕2戦をチーム代表でもある永井宏明と、三重県出身の伊藤大輔がドライブしていたが、鈴鹿10時間では同じく三重出身で、スーパーGTをはじめ長年永井とコンビを組む佐々木、そしてGT500チャンピオン経験をもつ平手晃平というラインアップで挑むことになった。
平手はスーパーGTでは永井、佐々木と同じaprに所属しているが、フェラーリのドライブ経験、そしてGT3での戦いも未知のものになるはず。ただ、どんなレーシングカーでも乗りこなす平手だけに助っ人としては頼れる存在だろう。
「スーパーGTで#30 TOYOTA PRIUS apr GTを佐々木選手と戦っており、昨年スーパー耐久シリーズでチャンピオンを獲得しコミュニケーションはばっちりです。平手選手は同じaprチームの一員であり、GT500チャンピオンの経験もある平手選手を迎えてともに戦うことができ、非常に嬉しく思います」とチーム代表の永井。
「また、地元鈴鹿サーキットでの国際レース開催ですので、今から開幕が楽しみです」
永井が語るとおり、ARN RACINGにとっては気合の入る地元でのビッグレース。ファンにとっても期待が高まるメンバーでの戦いとなりそうだ。