MotoGP第7戦カタルーニャGPのレースウイーク中に、記者会見を行ったダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ・チーム)の移籍先に、新設がうわされているヤマハのサテライトチームが浮上している。
2018年をもってホンダ・レーシング(HRC)との契約終了を明らかにしたペドロサは、去就が注目されたカタルーニャGP前の会見で「僕自身の将来について、ここで何かを言えると思っていたが、現時点で明らかではないことがある」と語った。ただ、現役を続行するだろうという見方が強い。
ファクトリーチームについては、すでに2019年シーズンのシートが埋まっている状態。ペドロサがこのままMotoGPに参戦する場合、移籍先はサテライトチームに絞られている。
ペドロサは、モンスター・ヤマハ・テック3に代わるヤマハの新たなサテライトチームが成立した場合、ここからMotoGPに参戦する可能性がある、とmotogp.comが報じている。
ヤマハは2月下旬に、20年にわたりパートナーシップを結んでいたテック3との契約を2018年限りで終了することを発表している。新たなサテライトチームについては「数週間後には発表できると思う」とチーム代表のリン・ジャービスは語っており、ペドロサの移籍先と合わせて、今後の動向が気になるところだ。