ロード・アメリカで開催されているインディカー・シリーズ第10戦。初日となる22日は、2回のプラクティス走行が行われ、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)がトップタイム。佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、8番手と上々の走り出しだ。
5月からの連戦を終えたインディカーは、短い休みを経てロード・アメリカで第10戦が開催。初日は午前と午後に2回のプラクティス走行が行われた。
午前のプラクティス走行では、ニューガーデンがトップタイムも佐藤琢磨、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)、ロバート・ウィケンス(シュミット・ピーターソン)、マルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)とホンダ勢が上位に続く。
午後は1時間のプラクティス走行が行われ各車さらにタイムを更新していく。
1回目のプラクティスでトップだったニューガーデンは、さらにスピードアップを果たし、1分42秒6279を記録。初日をトップで終えた。
どのサーキットでも速さを見せるウィケンスも42秒台に入り2番手に。3番手はセバスチャン・ブルデー(デイル・コイン)が続いた。
「満足しているよ。クルマは使いやすいし、素晴らしいね。あまり多くを変える必要はないからね。シボレーとのパッケージは本当にうまくいっていて、ロード・アメリカみたいなトラックは強くなると感じているよ。週末を通じて維持していかなければならないね」とニューガーデン。
2番手のウィケンスは、「いい気分だし、いい進歩を遂げている。両セッションともにトップ5に入ったけど、それは金曜日だからね。最初のシグナルとしてはかなりポジティブだし、いい週末にしたいね」とコメント。
プラクティス1回目では、2番手と上々の走り出しを見せた佐藤琢磨は、プラクティス2はタイムを更新できず9番手となり、総合8番手で初日を終えた。
「いい一日でした。2回目のセッションは、より改善したいと思っていましたが、いくつかのことを試して、良いところや悪いところを学ぶことができました。明日に向けて進歩していくことができると思いますよ」と琢磨はコメントしている。