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池松壮亮×蒼井優×塚本晋也監督『斬、』11月公開 池松「俳優人生の中でもかけがえのない作品」

2018年06月23日 05:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 塚本晋也監督最新作『斬、』が11月24日に公開されることが決定。あわせて主演を務める池松壮亮と、ヒロイン役を演じる蒼井優、塚本監督よりコメントが寄せられた。


 本作は、『野火』の塚本監督が初めて時代劇に挑んだ完全オリジナル作品。鎖国を続けていた江戸時代末期を舞台に、時代の波に翻弄される1人の浪人と彼に関わる人々を通して、生と死の問題に迫る。


 文武両道で才気あふれる浪人を、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』『散り椿』など話題作への出演が続く池松が演じる。浪人の隣人である農家の娘を演じるのは『彼女がその名を知らない鳥たち』や山田洋次監督作品で活躍し、日本アカデミー賞に4度輝いた蒼井。ともに本作で初めて塚本作品への参加を果たす。


 そのほか、『バレット・バレエ/BULLET BALLET』『野火』に続く塚本作品への参加となった中村達也、オーディションで多数の候補の中から抜擢された映画初出演の新人・前田隆成などが脇を固める。


●塚本晋也監督 コメント
このたび初めての時代劇に挑戦しました。
池松壮亮さんと蒼井優さんを迎え、最高に贅沢な作品となりました。
一本の刀を過激に見つめるひとりの若い浪人の姿を通して、過去から今という時代に斬り込んでくる作品になったと思います。


●池松壮亮 コメント
これまでの俳優人生の中でもかけがえのない作品に出会えたと思っています。この世界の悦びと、同じ数だけある痛みを、11月24日、塚本晋也監督が見せてくれると思います。


●蒼井優 コメント
15歳の私が映画を好きになったきっかけの1本が、塚本監督の『双生児』でした。
その塚本監督の下、3週間という短い期間でしたが、映画作りに本当に大切なものだけに支えられた現場は、私にとってこの上なく幸せでした。


(リアルサウンド編集部)