WEC世界耐久選手権は、11月16~18日に上海国際サーキットで開催されるWEC第5戦上海に、コルベット・レーシングがシボレー・コルベットC7.Rで参戦すると発表した。コルベット・レーシングがワークスとしてル・マン24時間以外に参戦するのは異例のこととなる。
ふだんはIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップで戦っているコルベット・レーシングは、例年WECにはル・マン24時間のみ参戦している。今回の中国ラウンド参戦は、シボレー上海GMのサポートによるもので、アジアでコルベット・レーシングが戦うのは初めてだという。
上海戦では、ふだんのイエローではなく、2015年のSEMAショーで公開されたスペシャルな“レッドライン”が入ったカラーで戦うことになるという。ドライバーや体制については、今後アナウンスされる予定だ。
「我々はコルベット・レーシングとシボレー上海GMを喜んで11月の上海6時間に招きたい。成功の歴史をもつコルベット・レーシングが、すでに多くのマニュファクチャラーが参加し高い競争が展開されるLM-GTEカテゴリーに参加することで、さらに中国のファンにとって喜ばれるはずだ」とWECのCEOを務めるジェラール・ヌーブは語っている。