6月22日、ホンダは8月24~26日に開催される『サマーエンデュランス鈴鹿10時間耐久レース』に向け、ホンダNSX GT3で参戦するHonda Team MOTULの参戦体制を発表した。今季GT500で戦う山本尚貴、武藤英紀、中嶋大祐の3人がトリオを組む。
今季から開催される鈴鹿10時間に向けては、ヨーロッパや日本から多くのチームが参戦するが、なかでも注目の一台と言えるのがHonda Team MOTUL。ホンダのホームコースである鈴鹿でのレースに向けた“スペシャルチーム”となることが予想されていた。
この日ホンダから発表されたドライバーは、まさにスペシャルな3人で、山本、武藤、大祐というGT500クラスで戦うトップドライバーが顔を揃えた。3人はスーパーフォーミュラとスーパーGTで無限に所属するが、3月の鈴鹿モータースポーツファン感謝デーでは無限のスタッフがメンテナンスを行っていたことと無関係ではないだろう。
カラーリングは、昨年マカオで開催されたFIA GTワールドカップに参戦したマシン同様のホワイトとレッド、グレーのカラーリングに、MOTULのロゴが映えるものになる。そして注目なのは彼ら3人を率いる監督で、これまでF1やアメリカでも活躍してきた中野信治が務めることなった。
中野はル・マン24時間でも豊富な経験をもっており、耐久レースの知識は多い。中野信治監督が率い、豪華ドライバーが戦うHonda Team MOTULは鈴鹿10時間の主役の一台になりそうだ。