鈴鹿サーキットで8月24~26日に開催される『第47回サマーエンデュランス 鈴鹿10時間耐久レース(SUZUKA 10H)』に第86回ル・マン24時間耐久レースのLM-GTEプロクラスを制したローレンス・ファントール、ケビン・エストーレの2名が参戦する。
激戦が繰り広げられた第86回ル・マン24時間のLM-GTEプロクラスで、ミハエル・クリステンセンとともに92号車ポルシェ911 RSRをドライブしたふたりが鈴鹿に登場することになった。
2名は、ポルシェのヤング・プロフェッショナルドライバーの一員であるマテュー・ジャミネットとともに、香港の強豪チーム、クラフト・バンブー・レーシングが走らせるポルシェ911 GT3 Rをドライブする。
なお、ファントールとエストーレのふたりは2018年2月に行われたバサースト12時間にクラフト・バンブーから参戦。一時は優勝争いを演じたが最終的に総合5位でチェッカーを受けている。
SUZUKA 10Hが鈴鹿初ドライブというファントールは「鈴鹿には行ったことがないので、とてもうれしい。ドライバーなら、誰でもそう思う場所だし、本当に素晴らしい経験になると思う」とコメントした。
「バサーストのリベンジもあるけれど、ふたたびケビンと組むことも、マテューが参加することも楽しみだ。ふたたびクラフト・バンブー・レーシングでレースを経験することを本当に楽しみにしている」
また、エストーレも「子供の頃からF1を見ていたので、いつかそこでレースをすることを夢見ていた鈴鹿に行くことができてうれしい。ポルシェ911 GT3 Rを走らせるのが楽しみだし、クラフト・バンブー・レーシングとはせっかくいいレースができていたバサーストの忘れ物を取り戻したいと思っている」と意気込みを語っている。