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『スター・トレック』好きの女性が脚本に込めた思い 『500ページの夢の束』予告編&本ポスター

2018年06月22日 10:32  リアルサウンド

リアルサウンド

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 9月7日に公開される映画『500ページの夢の束』より、本ポスターと日本オリジナル予告編が公開された。


参考:映画『恋は雨上がりのように』のトーンを決定づけた、大泉洋の絶妙なバランス


 本作は、『JUNO/ジュノ』『マイレージ、マイライフ』を手掛けたダニエル・ダビッキと、『マネーモンスター』のララ・アラメディンがプロデューサーを務めたヒューマンドラマ。『スター・トレック』が大好きで、その知識では誰にも負けない主人公のウェンディが、『スター・トレック』脚本コンテストに参加するため、ハリウッドまで数百キロの旅に出る模様を描く。


 主人公ウェンディをダコタ・ファニングが演じるほか、トニ・コレット、アリス・イヴらがキャストに名を連ねた。監督は『セッションズ』のベン・リューイン。


 公開されたポスタービジュアルには、“届けたい物語がある。届けたいひとがいる。”というコピーとともに、脚本を抱えて前を見据えるウェンディと、姉のオードリー、ソーシャルワーカーのスコッティ、そして愛犬のピートの姿などが切り取られている。 


 一方の予告編は、ウェンディが自室で『スター・トレック』の脚本を執筆しているシーンから始まる。ある日、『スター・トレック』脚本コンテストが開催されることを知った彼女は、その脚本を応募するため、施設を抜け出して数百キロ離れたハリウッドを目指す。ウェンディの不在に気付いたソーシャルワーカーのスコッティ(トニ・コレット)と、妹を想いながらも離れて暮らさざるを得ず、複雑な感情を抱えていた姉のオードリー(アリス・イヴ)は、ウェンディを追うなかで、自閉症を抱えながらも誰よりも独創的な才能を持つウェンディの魅力や、1人で目的地を目指す勇気と行動力に気付かされていく。そして、トラブルに見舞われながらも懸命に目的地を目指すウェンディの健気が姿が印象的に映し出されている。(リアルサウンド編集部)