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10年ぶりのF1フランスGP、ポール・リカールのDRSゾーンは2カ所に

2018年06月21日 15:01  AUTOSPORT web

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ポール・リカール・サーキット
次戦F1フランスGPにおいて、ポール・リカール・サーキットには、オーバーテイクのチャンスを増やすため、DRSゾーンが2カ所設置されることが明らかになった。

 フランスGPがF1カレンダーに復帰するのは2008年以来のことであり、南仏のポール・リカールでF1グランプリが開催されるのは1990年以来となる。

 ポール・リカールは現在のレイアウトでF1レースを開催したことはないが、近年ピレリがスリックとウエットタイヤの両テストで使用していることから、ほとんどのチームやドライバーにとっては慣れ親しんだコースといえる。

 ポール・リカールのコースレイアウトには、DRSゾーンを設置することが可能なポイントが多数考えられたものの、最終的にはスタート/フィニッシュラインのあるメインストレートと、長いバックストレート、ミストラルに設置されることになった。

 メインストレートのDRS計測ポイントはターン14、アクティベーションポイントは最後のコーナーのターン15から115メートル後に設けられる。

 バックストレートでは、計測ポイントは右カーブとなるターン7の手前75メートルの地点に設置され、ターン7を170メートル過ぎた地点からアクティベーションゾーンが始まる。

 フリー走行の間に集められたDRSデータから変更が必要なことが判明した場合、FIAはゾーンの位置および長さを変更または微調整する権利を有している。