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若き肖像画家と依頼主の妻との愛を描く 映画『チューリップ・フィーバー』

2018年06月21日 11:41  CINRA.NET

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『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』ポスタービジュアル ©2017 TULIP FEVER FILMS LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
映画『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』が、10月6日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開される。

同作の舞台は、チューリップの希少な品種の球根1個が邸宅1軒分の価値に相当し、世界最古の経済バブルとして知られる「チューリップバブル」がピークを迎えていた17世紀のオランダ。親子のように年の離れた裕福なコルネリスと結婚したソフィアは、コルネリスが肖像画を依頼した無名の画家のヤンと恋に落ちるが、ヤンが2人の未来のために希少なチューリップの球根に全財産を投資したことから思わぬ運命が立ちはだかるというあらすじだ。「フェルメールの絵画の世界を小説にしたい」という原作者の思いから生まれた小説を『ブーリン家の姉妹』のジャスティン・チャドウィック監督が映画化した。

孤児となり修道院で育ったソフィア役にアリシア・ヴィキャンデル、ヤン役にデイン・デハーン、コルネリス役にクリストフ・ヴァルツ、チューリップを栽培する修道院の院長役にジュディ・デンチがキャスティング。脚本は原作者のデボラ・モガーと『恋におちたシェイクスピア』で『アカデミー賞』脚本賞を受賞したトム・ストッパードが手掛けた。原題は『Tulip Fever』。あわせてポスタービジュアルが公開された。