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サンボマスター、土屋太鳳主演ドラマ『チア☆ダン』主題歌を担当 ドラマと深くリンクする楽曲に

2018年06月21日 11:02  リアルサウンド

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 サンボマスターが、7月13日から放送される土屋太鳳主演のドラマ『チア☆ダン』(TBS系)の主題歌を担当することが明らかになった。


参考:広瀬すず&土屋太鳳の新旧チアダン2ショット【写真】


 本作は、映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』の9年後をオリジナルストーリーで描いたドラマ。今回の主題歌担当は、ドラマサイドがサンボマスターに楽曲提供を依頼して決定した。


 主題歌のタイトルは「輝きだして走ってく」。「負けないでキミの心 輝いていて 大丈夫 乗り越えられる」と説く力強いロックナンバーで、途方もない夢を目指す生徒たちを後押しするような応援ソングだ。ドラマのストーリーとも呼応するような、サンボマスターの魅力が詰まった楽曲となっている


 広瀬すずが主演を務めた映画版は、福井県立福井商業高校のチアリーダー部“JETS”が、 2009年に全米チアダンス選手権大会で優勝した実話が基になった作品。“JETS”は全米大会で通算7回の優勝を果たすなど、世界トップクラスのチアリーダー部として現在も目覚ましい活躍をしている。


 今回サンボマスターが主題歌に決まったのは、“JETS”と同バンドに深い繋がりがあるからだ。サンボマスターの楽曲「できっこないを やらなくちゃ」は、“JETS”が創部当初から、ずっと踊り続けている曲で、チアダンス指導者としての経験もなく、素人同然だった顧問の五十嵐裕子先生にとって、部を全米大会制覇に導くまで心の支えになり続けた大事な曲でもある。いわば“JETS”が起こした奇跡のサクセスストーリーを体現する楽曲だ。


 今年1月に放送された正月特番『さんま・玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかSP』(TBS系)では、五十嵐先生の50歳の誕生日のサプライズプレゼントとして、サンボマスターが現地を訪れ「できっこないを やらなくちゃ」を生演奏。その演奏とともに現役部員とOG総勢80名によるチアダンスが披露された。こうした経緯を受け、今回のドラマ化にあたり「主題歌に相応しいのはサンボマスターしかいない」とドラマサイドが楽曲提供を依頼。バンド側が快諾したことで、サンボマスター×『チア☆ダン』のタッグが実現した。(リアルサウンド編集部)


【コメント】
■サンボマスター・山口隆
新春の番組で「JETS」の皆さんとご一緒して、ぼくらの楽曲「できっこないを やらなくちゃ」が彼女たちのとてつもない挑戦を後押ししていたことを教えていただき、とても感激したのを覚えています。今回、ドラマ化するにあたってお声掛けくださったことに感謝するとともに、ぼくらの楽曲が少しでもドラマの世界に彩りを与えられたらと思っております。


■主演・土屋太鳳
なんて素敵な歌だろう……! 今この瞬間も頑張ってる人は本当にたくさんいて、その人たちのほとんどは、この努力がどこに繋がるんだろう、いつ希望は見えるんだろう、なぜ誤解されるんだろう、いろんな思いと一緒に闘い続けてると思います。泣くことも許されず、呼吸さえ苦しいかもしれない。でも、どうかこの曲に力強くハグされて、深呼吸して欲しいです! そして、ドラマ『チア☆ダン』で踏んばってる私たちと共にたくさん笑ってたくさん泣いて、この夏を輝いて、一緒に走って欲しいです!


■プロデューサー・韓哲
1年前にドラマ化のお願いをしに「JETS」顧問の五十嵐先生を福井に訪ねたときに、「JETS」の皆さんにサンボマスターさんの「できっこないを やらなくちゃ」の歌と踊りで迎えてもらいました。思わず涙が流れてしまうほど感動して、その時にドラマでこの曲を使わせてもらいたいと思いました。その後、さんまさんの『夢をかなえたろかSP』の番組で、サンボマスターさんと「JETS」の競演の場に立ち会うご縁もあり、主題歌はサンボマスターさん以外にいないと確信してお願いしました。出来上がった曲を聴かせていただき、熱く胸を揺さぶる「チアダン」にとって完璧な主題歌だと思いました。「輝きだして走ってく」と「できっこないを やらなくちゃ」の2曲が「チアダン」のソウルソングとしてドラマの内容と深くリンクして流れますので、どうぞ楽しみにしていただきたいです。