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中居正広と舞祭組、『UTAGE!』で見せる温かい関係性 宮田俊哉&千賀健永の“挑戦”の行方は?

2018年06月21日 07:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 「なんとか成功させようという思いがあるから、辛い練習も耐えることができる」


 本日6月21日放送の『UTAGE!夏のリクエスト祭り』(TBS系)告知映像での、MCの中居正広の言葉だ。“音楽を見て・聞いて・楽しむ”をコンセプトにした同番組では、レギュラー放送時代から、舞祭組始め様々なアーティストたちが他のアーティストの楽曲のカバーに挑戦。コラボやチャレンジ企画も充実しており、音楽番組の枠を超えた内容となっている(告知映像の言葉を借りるならば、“愛と涙と感動の音楽ドキュメンタリー”だ)。


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 今回、Kis-My-Ft2/舞祭組・宮田俊哉は「全力少年」(スキマスイッチ)でパーカッションに初挑戦。事前番組では「自分たちの曲をやるパフォーマンスじゃない、あの緊張感あるじゃないですか? あれスゴイ嫌な緊張感だなと思って見てたんですよ。まさか俺がやる日が来るとは」と語り、1から基本を教わっている様子が映された。パーカッションを直に手で叩き、「今日は限界です」とテーピングをする宮田。映像からもその痛々しさが伝わってくる。「2018年で1番頑張ってる」と冗談めかして言いながらも、スキマスイッチ、川畑要とのリハーサルでは全力でパーカッションを披露していた。普段は笑顔を絶やさず、“オタク”トークで周囲を和ませているイメージが強い宮田だが、その表情は真剣そのもの。放送でも男らしい一面を見せてくれそうだ。


 一方、これまでも初心者ながらピアノ演奏にトライしてきたKis-My-Ft2/舞祭組・千賀健永は「千の風になって」に挑戦。先生のお手本を見て、左右の手の動きが全く違うことに驚き、「これは俺まだやったことないよ」と大苦戦している様子が映された。ようやく慣れてきた頃、秋川雅史とのリハーサルで45人の合唱団と指揮者とともにパフォーマンスすることが明らかに。ピアノがずれても指揮者はピアノに合わせず、合唱団に合わせる、と説明を受けた千賀は「嘘でしょ?」と動揺。秋川からプレッシャーをかけられつつも、熱い指導を受け、いよいよ合唱団・指揮者との練習へ。合唱団の声量に驚き、緊張しながらも手元だけでなくしっかりと指揮者の方を見つめていた。グループの中では“いじられキャラ”的なポジションにある千賀だが、『UTAGE!』を通じて真剣に音楽に向き合い、全力で取り組んできた様子が伺える。


 『UTAGE!』は、舞祭組と中居の温かい関係性が垣間見える番組でもある。3月に放送された『UTAGE!春のリクエスト祭り2018』では、中居扮する舞祭組のファン・するめさんが出演。久々にテレビでダンスパフォーマンスを披露したのも記憶に新しい。今回は2組が直接コラボする機会はなさそうだが、冒頭の言葉は宮田と千賀の挑戦に向けられているように思う。告知映像では、中居が涙ぐむ姿や、大黒摩季に連れられてステージに上がる姿も見られた。2人の挑戦を“先輩”として見守る中居がどんな言葉をかけるのか、そしてステージ上で歌唱するのかも楽しみに見守りたい。(竹上尋子)