レースをリードする#18 上村優太 プレスインフォメーション
ポルシェカレラカップ ジャパン 2018 第7戦(富士)決勝レポート
ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:七五三木敏幸)とポルシェカレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェカレラカップ ジャパン 2018シリーズ第7戦の決勝を、富士スピードウェイ(静岡県)で2018年6月16日(土)に開催いたしました。
天候:曇り
路面:ドライ
気温:15度/路面温度:18度
午前中に行われた予選でニューコースレコードを樹立し第7戦のポールポジションを獲得したかに思われたPCCJジュニアプログラムドライバーの#18 上村優太に2グリッド降格の裁定が下り、変わって2番手の2016年PCCJシリーズチャンピオンである#78 近藤翼がポールポジションからのスタートとなる。2番手にはPCCJジュニアプログラムドライバーの#19 片山義章が繰り上がり、#18 上村は3番手グリッドからのスタートとなった。
ジェントルマンクラスは、ニューコースレコードを記録した#98 IKARIがポールポジション、2番手は#20 鈴木宏和、3番手は#25 内山清士というグリッドでスタートを迎える。
午後12時50分からの決勝レーススタート前には、919ハイブリッド トリビュートツアーのために来日した919Tributeがグリッド先頭に着き、その後ろにはパナメーラ ターボS Eハイブリッドとパナメーラ4E ハイブリッド スポーツツーリスモが並び、ポルシェブランドの誕生70周年をお祝いする週末に花を添えた。
オープニングラップの1コーナーでは、アウトから進入した#78 近藤とインから進入した#19 片山が接触し、その間隙をぬって#18 上村がトップに浮上する。#18 上村は、2番手の#19 片山と3番手の#78 近藤を引き離すべくペースアップを図り、4周目には差を1秒以上に広げる。2番手の#19 片山と3番手の#78 近藤がバトルを展開していたこともあり、トップの#18 上村がゴールしたとき2位との差は4秒796まで広がっていた。
これで今シーズン3勝目を挙げた#18 上村は、「1コーナーでトップに立つことができたので、あとは自分のペースでゴールを目指しました。優勝は嬉しいですが、明日の第8戦はポール・トゥ・ウインで決めたいと思います」と語る。
#19 片山とのバトルを制して2位となった#78 近藤は、「接触した後はスローパンクチャーを心配したのですが、マシンに問題はありませんでした。今日の結果は悔しいですが、気持ちを切り替えて明日は優勝を目指します」と振り返る。
3位の#19 片山は「1コーナーのアクシデントはありましたが3位でゴールすることができました。明日は2人に負けない走りを見せたいと思います」と語る。
ジェントルマンクラスは、#98 IKARIがクラス・ポール・トゥ・ウインで参戦4年目にして嬉しい初優勝を飾り、「ようやくですが、優勝は素直に嬉しいです。レース終盤、内山選手に追い上げられましたが、なんとか逃げ切ることができました」と喜びを語る。
2位の#25 内山清士は「IKARI選手といいバトルができましたが、明日は優勝できるように頑張ります」とレースを振り返る。3位の#20 鈴木宏和は「マシンバランスがあわずに苦労しましたが、3位表彰台を獲得できて良かったです」と語る。4位には#47 TAD JUN JUN、5位には#2 田島剛、6位には#77 浜崎大が入賞した。
第8戦の決勝レース(15周)は6月17日(日)午前10時15分にスタートを予定している。スターティンググリッドはポールポジションが#18 上村、2番手が#78 近藤、3番手が#19 片山となっている。
一方のジェントルマンクラスのトップ3は#98 IKARI、#25 内山、#20 鈴木という順。また、17日(日)午後4時5分からはPCCA(ポルシェ カレラカップ アジア)とのエキシビジョンレースが予定されている。