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嵐 二宮和也、木村拓哉からの誕生日メッセージに感激 『ブラックペアン』現場での裏話も披露

2018年06月20日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 6月17日、嵐の二宮和也が35歳の誕生日を迎えた。二宮がDJを務めるラジオ『BAY STORM』(bayfm)の放送日と誕生日が重なるのは、2012年以来6年振り。番組には、リスナーから多くのバースデーメッセージが届き、スタッフからもプレゼントが贈られるなど、番組をあげて二宮の誕生日を盛り上げた。なかでも、毎年恒例となっている誕生日メッセージには、木村拓哉がサプライズで登場。これには、二宮も「わー、すごい。木村くんのところ行ったの?」と驚きの声を上げ、「(今回が)最終回だな」と、おどけてみせた。


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「Happy birthday to you,Happy birthday to you,Happy birthday dear ニノさん、Happy birthday to you~♪」


 どんなに誇張した歌い方でも、すぐに「あ!」とわかるのが木村拓哉の声だ。アカペラのバースデーソングが流れると、「あ! 木村くんじゃん」と二宮も気付き、声を弾ませる。


 木村は「1年に1回必ず訪れる日ですが、ニノのなかでは今回の誕生日、どんな感じなんですかね?」と問いかける。「人それぞれの捉え方はある」と前置きしながらも、多くの人が年を取るということをマイナスに感じるなか、木村はそうは思わないと持論を展開。むしろ誕生日を迎えたときに、人が投げかけてくれる“おめでとう”に、気持ちが繋がっている感じが毎年うれしく思うと話した。「きっとニノも深いことは考えてないと思うんすけど」というイジりは、映画『検察側の罪人』(8月24日公開予定)でも共演した仲だからこそだろう。


 同作の撮影中、交わされた会話を振り返る木村。「ふだん何やってんの?」と聞いた木村に、二宮は「いや、ゲームやってますよ」と、ラジオではおなじみのいつもの調子で答えたのだろう。「“いや、すごくないっすか? 村救えるんすよ”って、言われて。あ、結構そういう面もあるんだなって」とも。これには二宮も「ふふふ、そうなんすよ(笑)」とメッセージボイスに思わず合いの手を入れた。


 さらに木村は、ニノの少年性と同時に備わっている高いプロ意識についても言及。「ちゃんと自分がやるべきことをしっかり捉えて、真正面から向き合ってるニノを『ブラックペアン』(TBS系)とかを見ながらちゃんと僕は感じ取っていますので」と、二宮が出演中のドラマもチェックしていることを語り、さらに「ニノと共演させてもらって、深く印象に残ったのが“安心”っていう一言だった」と締めくくった。


 先輩からのうれしいメッセージに「かぁ~、すごくないっすか?」と唸り、パチパチパチパチと拍手する二宮。「どうですか? かっこよかったでしょ? かっこいいんだよね。誕生日ジャストにメール来るかな? あとで“ありがとうございました”って言わなきゃ! うれしい、すごくうれしい! “俺のことどうですか?”って聞くことないじゃん。みんなが聞いてくれないとさ、どう思ってるかなんて本人には伝わらないものでね」と喜びを露わにする。


 実は、ドラマ『ブラックペアン』の現場に、木村からの差し入れもあったと続ける二宮。「何人でドラマ撮ってると思ってるんですかってぐらい、いっぱいくれた。すごいくれた。後輩が(主演)やったらすべての現場に差し入れするってことではないと思ってる、俺はね。俺は好かれてると思ってる!」とホクホクしながら話す二宮を、木村がかわいがりたくなるのも頷ける。また映画の公開日が近づくにつれて、ふたりが顔を合わせる場面も増えてくることだろう。


 ちなみに、2017年の誕生日メッセージではV6の岡田准一が登場し、距離が近づいたがゆえに二宮から“岡田氏”、“ダオカ先輩”などオリジナルのニックネームで呼ばれることをぼやく場面も。「“岡田くん”と呼んでくれた20代前半くらいまで、あのころのニノが一番可愛かったです」と半分ノロケにも聞こえるメッセージが印象的だった。果たして「木村くん」から独特な呼び名に変わることはあるのだろうか? そして、また距離感が変わった木村からラジオにメッセージが届くことはあるのだろうか? そんな視点で、これからの二宮と木村の関係性を見つめていくのも楽しそうだ。(文=佐藤結衣)