トリップアドバイザーは6月19日、「外国人に人気の日本のレストラン2018」を発表した。2017年4月~2018年3月の間のトリップアドバイザー上の日本のレストランに投稿された外国語の口コミ評価、投稿数などをもとに集計した。
1位は「焼肉バル 韓の台所 カドチカ店」(東京都渋谷区)。前回から4ランクアップとなった同店はその名の通り焼肉屋で、口コミには、
「良心的な値段設定、全てが高水準なお店。厳選された様々なお肉の部位を楽しめます。サイドメニューも◎。当方、6人グループでの店訪で、みんなのお腹も大満足です」
「神戸牛が絶品でした!飲み物も良かった。特に印象深かったのがトマト(試す価値アリ)。ワサビも瑞々しく新鮮だった。非の打ち所のない接客。仕事が速く、親切。加えて全店禁煙な所も評価したい」
などメニューから接客まで満足したという声が寄せられた。
東京・京都の他に、トップ10に岐阜「さくら茶屋」、山梨「居酒屋ハイスピリッツ」
2位は今回初登場の「鍋ぞう 新宿東口店」(東京都新宿区)。しゃぶしゃぶとすき焼きが食べ放題の同店については、
「すき焼きは初体験だったけど、実に満足。英字メニューも置いてあるし、電話による予約も英語でOK。グループでのお食事に最適かと。Justynaさんにすき焼きの作法から食べ方まで丁寧に説明していただきました。こんな体験をもたらしてくれた彼女に感謝」
などのコメントがあった。3位は「ハンバーグ&ステーキ専門店 听 梅小路店」(京都府京都市)で「最高のバーガーや肉など、料理がおいしかった。場所も良くて、スタッフも素晴らしい。そして、価格もお手頃!」という声が寄せられた。
以降「和洋小料理 さくら茶屋」(岐阜県高山市)、「ニーノ」(奈良県奈良市)、「お好み焼き 克」(京都府京都市)、「伊勢すえよし」(東京都港区)、「STEAK AOYAMA」(兵庫県神戸市)、「れすとらん松喜屋 京都四条店」(京都府京都市)、「居酒屋ハイスピリッツ」(山梨県富士河口湖)が上位10位にランクインした。
肉系が人気「口の中で肉がとろける」 一方、ヴィーガン配慮店も上位ランクイン
上位20位をジャンル別に見ると「焼肉」「しゃぶしゃぶ・すき焼き」「ステーキ・ハンバーグ」など肉系の飲食店が9店ランクイン。「口の中でお肉が溶けていくのを味わえます!肉好きなら絶対訪れるべき!」(9位「れすとらん松喜屋 京都四条店」)など、良質な肉を堪能する声が寄せられている。
所在地別にみるとうち12店は関西圏の飲食店となっている。京都・嵐山にあるマグロにこだわった17位「すし 成田屋」は「観光客の少ない穴場的スポットをお探しの方にピッタリです。新鮮な魚を、優美な盛り付けで。お財布に優しく、ちょうどいい量の寿司&刺身を堪能できるお店」など値段の安さを評価する声が少なくなかった。
また日本を訪れる外国人の中にはベジタリアンやヴィーガンも少なくはなく、15位「LBK Craft」には「ヴィーガン用のメニューも肉と同じくらい豊富だし、皆が楽しめる場所」というコメントが寄せられた。ベジタリアン・ヴィーガンの豊富なメニューを誇る23位「Wholefood Cafe Apprivoiser」(京都府京都市)に対しては、
「自家製グラノーラ、ヨーグルト、スムージーやコーヒーも堪能。美味しく健康的。サービスも良かった。京都では数少ないコンセプトを持った良店」
「自然食品が売りのこちらのカフェで千円の野菜ランチを注文。彩り豊かな温野菜、味噌、麺、揚げ出し豆腐でお腹も心も大満足。ラテも絶品だった!オススメです」
など同店のコンセプトを評価する声も見られた。