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Little Glee Monster、水野良樹作曲×最果タヒ作詞の新曲でアクアパーク品川とコラボ

2018年06月19日 18:42  リアルサウンド

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 Little Glee Monsterが、7月1日から9月9日までアクアパーク品川とのコラボレーションイベント『花火アクアリウム BY NAKED』を開催する。


(関連:Little Glee Monsterが海外公演に挑戦する理由は? 単独アジアツアー発表を機に紐解く


 アクアパーク品川とのコラボレーションは3年連続となる。今回は、いきものがかり・水野良樹作曲、詩人の最果タヒ作詞の未発表曲「夏になって歌え」とタイアップしたドルフィンパフォーマンスを中心に、音・光・映像と生きものの融合によって海の魅力を発信する。(リアルサウンド編集部)


■水野良樹コメント
最果タヒさんの詩が印字された1枚の紙を、昨年スタッフの方から受け取ったとき、
これは優しいけれど、難しい歌になるだろうなと思いました。
僕がメロディをつけて、この詩を歌詞にしてしまう過程で、失っていくものはないか。
心地よくも静かに張り詰めた緊張感のなかで、歌をつくらせて頂きました。
『夏になって歌え』というフレーズはそれなりに大胆なもので、歌い手の力量によっては大仰になってしまったり、
良い意味ではない背伸びになってしまったりする一節です。歌い手が「問われる」歌だと思います。
LittleGleeMonsterのみなさんが、その歌声で、この歌にどう「応えた」のか。
この歌が彼女たちの歌になったのか。それは聴いて頂くことで、みなさんにもおわかり頂けると思います。ぜひお聴きください。


■作詞:最果タヒ コメント
幸せになりたいと口にした途端、私の中にあったざわめきや苛立ちが、幸せに向かって飛びだした弾丸のように、
ここに姿を現わすけれど、本当は違うようにも思っていた。
幸せになるために私、生きているのかな、何かを目指して走っているのかな、
ただ、夕方の涼しい時間、コンビニまで行こうとして走り出した瞬間、生きてるって思った、
そっちの方がずっと、本当みたいだって思っていた。
幸せになりたいとか、夢を叶えたいとか、そう願うこともあるけれど、でも、それだけじゃなかった。
それだけじゃなかったということが、とても大切だった気がした。
私は、未来のためだけに生きているんじゃない、愛も幸せも夢もまだだとしても、今日を、生き抜かなければいけなかった。
本当は、そのことがいちばん大事だったんだ。
LittleGleeMonsterの彼女たちは歌を愛しているけれど、でも、それだけじゃないように思えた。
彼女たちにとっては、夢だけじゃなく日々そのものが、歌の中に包み込まれているようだった。
だから、この歌詞を書きました。
生きる身体の輪郭を濃く、濃く感じるような、この季節は、彼女たちの歌う姿そのもののようにも思います。
ぜひ、聴いていただきたいです。