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ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第7戦カタルーニャGP 決勝レポート

2018年06月19日 11:31  AUTOSPORT web

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鳥羽海渡/ホンダ・チーム・アジア
鳥羽がカタルニアGPで今季ベストとなる6位入賞を果たす
アティラプワパは14位

Rd.07 カタルニアGP/カタルニア・サーキット
2018年6月17日(日)
コンディション: ドライ
気温: 27℃ 路面: 39℃

 2018年シーズン第7戦カタルニアGPの決勝レースで、Honda Team Asiaの鳥羽海渡が今季ベストリザルトの6位入賞を果たしました。チームメートのナカリン・アティラプワパは14位で完走を果たし、両選手がそろってチャンピオンシップポイントを獲得しました。

 現地時間午前11時(日本時間午後6時)にスタートした決勝レースで、鳥羽は2列目6番グリッド、アティラプワパは9列目26番グリッドからスタートしました。鳥羽は序盤に順位を落としてしまいましたが、そこから徐々にポジションを回復し、Moto3世界選手権での自己ベストとなるリザルトを獲得。アティラプワパも最終ラップまで粘りの走りを続け、今季初となるポイントを獲得しました。

 次戦の第8戦オランダGPは、6月29日(金)現地時間午前9時(日本時間午後4時)にFP1がスタートします。

鳥羽海渡(6位 / 38'43.684 / +6.801)
「スタートがよく1コーナーでは3番手だっただけに、その位置を序盤に維持できていれば、もっと違うレース展開になっていたかもしれません。レース中は右目にゴミが入って視界が悪くなり、集中力を削がれて順位を下げてしまいました。今回のレースは家族が応援に来てくれていたので、そこでベストリザルトを獲得できたのはよかったです。しかし、序盤のペースアップが今の課題なので、今後はその部分を改善していきたいです。次のアッセンでは、もっと上位を目指します」

ナカリン・アティラプワパ(14位 / 39'03.504 / +26.621)
「後方からのスタートで失うものはなにもないので、プレッシャーもなく、全力で走りきりました。スタートはうまく決めたのですが、4コーナーで攻めすぎるあまりフロントが切れ込みそうになったので、そこからあとは落ち着いて集団の中でバトルをしました。今シーズン初のポイントを獲得できたことで自信も取り戻せて、とてもいいレースになりました」

青山博一 チーム監督
「ナカリンは、最初から最後までがんばって、今季初ポイントを獲得しました。レース前に、“絶対にあきらめないで走り抜くように”と言って送り出し、その言葉通りに結果を出してくれたので、我々としてもとてもうれしいです。海渡は昨日の予選で転倒してしまい、今朝のウォームアップでも調子がいまひとつの様子でした。結果としては、今年ベストリザルトの6位でいい結果になりましたが、調子がよければ彼はもっと上位に行ける実力の持ち主です。本来の海渡のポテンシャルをまだ出しきれていないと我々は考えているので、次戦以降はさらにがんばって、より高い結果を目指してほしいです」