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V6 坂本×長野、嵐 二宮×相葉、Sexy Zone 中島×菊池……“シンメ”ならではの熱い絆

2018年06月19日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 6月21日放送の『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の「グルメチキンレース ゴチになります!」に、Sexy Zone・菊池風磨が出演することが発表された。菊池はレギュラーで出演しているSexy Zone・中島健人の代打での出演。シンメ(パフォーマンスをする際に左右対称で踊っているコンビのこと)である中島をカバーするとあり、ネット上では“ふまけん”の絆が見れるかと期待する声が挙がっている。今回の中島と菊池のように、お互いを支え合ってきたシンメは多い。そこで、思わずグッとくるシンメエピソードを集めてみた。


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■V6 坂本昌行×長野博
 ジャニーズ内最古のシンメとも言われている、V6・坂本と長野の“夫婦”コンビ。V6の年長組である2人はグループ内のお父さん(坂本)・お母さん(長野)と言われ、森田剛、三宅健、岡田准一たちの“カミセン組”をサポートしてきたイメージが強い。だが、この2人は互いに支え合っている様を見ることも多い。例えば、2015年10月29日放送の『櫻井有吉アブナイ夜会』(TBS系)に坂本と長野が出演した時のこと。料理が全くできない嵐・櫻井翔のために、坂本と長野が美味しい料理を教えるコーナーで長野が食材探し、坂本が料理指導を担当し、お互いの持ち味をうまく活かしていたのが印象的だった。また、坂本が伊勢海老を持つのを気持ち悪がると、長野が「(坂本は)虫が嫌いなんですよ」と、見た目が虫と似ている伊勢海老を嫌がっていることを説明し、さりげなく代わりにひっくり返そうとする場面も。さりげない助け合いが多々見られるこのコンビ。ストレートに愛情表現をすることは少ないが、“言わなくてもお互い分かりあえている”という距離感がたまらないシンメである。


■嵐 二宮和也×相葉雅紀
 仲が良いことで知られている嵐・二宮と相葉の“にのあい”コンビ。その絆が見えた例として挙げたいのは、相葉が白組司会を務めた2016年12月31日放送の『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)だ。相葉は前半少し緊張した様子だったが、前半と後半の間に行なわれた「紅白 HALFTIME SHOW」で一気にリラックスしていたように感じる。「紅白 HALFTIME SHOW」はアメリカのスーパーボウルのハーフタイムショーをイメージしたコーナーで、司会を務めたのは二宮だ。ハイテンションな二宮につられるようにして、相葉の緊張もほぐれていったのではないだろうか。そして大トリの嵐としてのパフォーマンスでは、安堵感からか相葉が男泣き。「One Love」のフォーメーションですれ違った時に相葉の涙に気付いた二宮は、パフォーマンス中も相葉の方を振り返って微笑んでいた。そこからエンディングまで、二宮は相葉を気にかけている素振りを見せていたのである。長年共に走り続けてきたからこそ、二宮は番組を盛り上げつつも、相葉の勇姿を温かく見守り、サポートしていたのだろう。


■Sexy Zone 中島健人×菊池風磨
 若手シンメの人気が高いのが、Sexy Zone・中島×菊池ではないだろうか。今回の『ぐるぐるナインティナイン』のように、要所要所でふまけんの絆を感じているファンは多い。一時期“不仲説”もあった2人だが、彼らが支え合っている様子が手に取るように分かる出来事がある。通称「中島健人ポポロ事件」だ。『ポポロ』2013年12月号内で中島と菊池が対談を行ない、菊池がこう語った。


「中島のことをよく知らないやつが『あいつって変わってるよね』なんて言ってるのを聞くと、(筆者注:自分と喧嘩をした中島を)どうでもいいって思っていたくせに、心のどこかで“なんでアイツがバカにされなきゃいけないんだ”って気持ちがわいてきてさ」


 これを聞いた中島はこらえていた涙を流し、「僕には、わかってくれる人がいるんだから、もう突き進むしかないよね」と決意を語ることとなる。まさに青春、男の友情を感じざるを得ない。包み隠さずお互いを支え合う様を見せてくれる2人が人気があるのも納得だ。


 “シンメ”として一緒にいることが多いコンビだからこそ、ダンスだけにとどまらず唯一無二の関係性が生まれている。ぜひ、パフォーマンスだけでなく、シンメの熱い絆にも注目してみてほしい。まずは、21日放送の『ぐるぐるナインティナイン』で新しいシンメエピソードが誕生するのか、チェックしていきたい。(高橋梓)