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アントマンは2年間も休業中だった!? ポール・ラッドが『アントマン&ワスプ』ストーリーに言及

2018年06月19日 01:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 8月31日に日本公開を迎える『アントマン&ワスプ』について、主演のポール・ラッドのコメントが公開された。


参考:ワスプのアクションシーン捉えた予告編も 『アントマン&ワスプ』公開日が8月31日に決定


 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に続くマーベル・スタジオ最新作となる本作は、映画史上最小にして最強のヒーロー“アントマン”とヒロイン“ワスプ”、身長わずか1.5センチの最強コンビが、アントマン誕生の鍵を握る研究所をめぐって奮闘する模様を描いたバディ・アクション。前作に続き、スコット・ラング/アントマンをラッドが演じ、彼のバディとなるワスプをエヴァンジェリン・リリーが演じる。さらに、マイケル・ダグラスやマイケル・ペーニャらが続投するほか、ハナ・ジョン=カーメン、ローレンス・フィッシュバーンといった新キャストも登場する。


 スーツを身にまとい、身長をわずか1.5cmに縮小させることで、超人的なパワーを発揮し戦うアントマンは、普通出入りできない場所でも、誰にも気づかれずに侵入することができ、敵とのアクション場面では、体のサイズを自在に伸縮させるなど、その小ささと俊敏性を活かして相手を翻弄する。だが、そんなヒーローであるスコット・ラングは、元泥棒で前科持ち、妻にも愛想をつかされてバツイチとなり、最愛の娘キャシーとも会うことができず、お金を稼ぐため刑務所時代の陽気な仲間ルイスとつるんでさらに盗みを働いてしまう。そんな救いようのないほどの男だったスコットだが、“アントマン”スーツを手にしたことから、娘のために人生をやり直すことを志し、ヒーローになることを決意した。


 前作で泥棒家業から足を洗い、娘のためにヒーローとして活動をしていたスコットだが、本作の彼はまたもや問題を抱えており、FBIの監視下に置かれ、自宅軟禁されているという。スコットを演じるラッドは、「スコットは今、ヒーローとして生活をしているわけじゃない。およそ2年もの間、彼は家にいて、娘のキャシーが来たら一緒に遊ぶという生活をしている」と語る。さらに「キャシーのために、家にたくさん遊べる仕掛けをして、楽しめる空間を作っているんだ。だから自宅軟禁が終わるのを心待ちにしているんだよ。物語はそれがあともう少しで終わる……。そういうところから始まるんだ」とコメント。自宅軟禁により、ヒーローとは程遠い生活をおよそ2年間も余儀なくされたというスコット。しかし彼にとっては、この2年間が、父親としての自覚と幸せを再認識する時間になっていたのかもしれない。そして軟禁の期間が終わる間際、スコットの身に起こる“ある出来事”がきっかけで、彼は再び“父親”と“ヒーロー”という2足の草鞋を履くことになりそうだ。(リアルサウンド編集部)