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ミッソーニ家がFSIに株式売却、元ヴァレンティノCEOが副社長に

2018年06月18日 17:23  Fashionsnap.com

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 ミッソーニ(MISSONI)家が6月15日、ミッソーニ社にファンド会社 FSI(FSI Mid-Market Growth Equity Fund)が投資することを合意したと発表した。

 今回の合意により、ミッソーニ家は58.8%の株式を保有すると共に支配権を維持し、FSIは残りの41.2%の株を保有することになる。投資の目的は増資にあり、今後はミッソーニブランドの強化や、グローバル展開の拡大を目指すという。
 「サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)」や「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のCEOを務めた経歴があるFSIのミケーレ・ノルサ(Michele Norsa)が副社長に就任し、会長兼クリエイティブディレクターのアンジェラ・ミッソーニ(Angela Missoni)や取締役のルカ・ミッソーニ(Luca Missoni)とジャコモ・ミッソーニ(Giacomo Missoni)、名誉会長のロジータ・ミッソーニ(Rosita Missoni)は続役する。
 アンジェラ・ミッソーニは、「私達は家族のさらなる結束とDNAを強化しながら新しいページを開いて行く事を誇りに思います。FSIのサポートと、新しいメンバーであるミケーレ・ノルサの戦略的ヴィジョンが、私達の貴重なファミリーの宝物を明るい未来へと導いてくれることを信じています」とコメントしている。