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マーク・ハミル、高い声でクマ役を熱演 映画『ブリグズビー・ベア』アテレコ映像公開

2018年06月18日 15:21  リアルサウンド

リアルサウンド

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 6月23日から公開される映画『ブリグズビー・ベア』から、主人公の偽父テッド役を務めたマーク・ハミルのアテレコ映像が公開された。


参考:高い声のマーク・ハミル【動画】


 本作は、外気から遮断された小さなシェルターで、偽物の両親と25歳まで3人で暮らしていた⻘年ジェームス(カイル・ムーニー)を描くハートウォーミングストーリー。ジェームスは、子供の頃から毎週ポストに届く教育ビデオ『ブリグズビー・ベア』を見て育ってきたのだが、ある日警察が偽物の両親を逮捕したことでビデオの新作が届かなくなる。


 本物の家族の元に帰ったジェームスは初めて見る外の世界に困惑。さらにビデオの新作を見られないことに落胆した彼は、周囲の力を借りて自ら映画版『ブリグズビー・ベア』を撮ることを決意する。


 今回公開された映像には、ハミル扮するテッドが映画版『ブリグズビー・ベア』のために「それは、我が銀河系の苦難の時代……」とブリグズビー・ベア役として声を吹き替えるシーンが収録。そのほかにも、「夢や想像力で厳しい現実から自由になれる。お前のその力は決して誰にも奪えない」など、偽物とは言え25年間育てた父親としてジェームスに優しく語りかける姿も収められている。


 ジェームス役のムーニーは本作で共同脚本も担当しているのだが、ハミルを起用した理由について、クマの高い声を出せる人が欲しかったからだと明かす。「マークといえば、(スターウォーズの)ルークを思い出す人が多いと思うけど、今回は面白くてクールな変人役をやってもらった」と語る。また、デイヴ・マッカリー監督は「彼を知っている人は、彼が優しくて愛に満ちた人だけど、風変わりで奇抜な人なのも知ってる」とそのハミル自身の人柄と役柄のリンクがとても重要だったことを言及している。(リアルサウンド編集部)