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ケシャ、ドクター・ルークから名誉棄損と脅され反論「CEOから聞いた話をガガに伝えただけ」

2018年06月17日 16:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ケシャが名誉棄損?(画像は『Kesha 2018年4月20日付Instagram「@vittoriomasecchia」』のスクリーンショット)
「性的、身体的、また精神的虐待を受けた」とケシャが主張し、音楽プロデューサーのドクター・ルークを訴えたのは2014年のこと。「かつて薬を飲まされ、気付いたらドクター・ルークのベッドで全裸で寝ていた」という理由をあげドクター・ルークとの契約解消を希望したのだが、2人の争いはますます泥沼化している。

そのドクター・ルークとケシャのトラブルに関する文書を『E!News』が入手し、その中に2016年2月にレディー・ガガとケシャの間で交わされたテキストメッセージ、またケシャによる「ドクター・ルークはケイティ・ペリーをレイプした」という文章も含まれていることを大きく報じ、ドクター・ルークの弁護団は以下の声明を発表しケシャを牽制していた。

「ケイティ・ペリー本人も、ドクター・ルークからレイプされた事実はないと認めています。ケシャによる他の嘘と同様、根拠のない無責任なものです。ドクター・ルーク、そしてケイティに対しても無礼です。ケシャに対する名誉毀損訴訟において、これら悪意ある嘘については賠償金を求めます。」

これを受け、今度はケシャの代理人がこのようにコメントした。

「メジャーなレコードレーベルのCEOからケシャが聞いた話です。」
「CEOに聞いたこの驚くべき話(ケイティがレイプされたという話)は、ケシャとレディー・ガガが1対1で交わしたメールの中で話題になったことです。」
「そもそも、決して表沙汰にならなかったであろう内容なのです。」

しかしドクター・ルークと彼の関係者がこの内容を知り、「ケシャに対する訴状内容を修正して公表したにすぎない」とケシャの弁護人は主張。一方でドクター・ルーク側はこう述べた。

「ケイティははっきりと『レイプはされていない』と認めています。」
「ケシャと彼女の関係者も、ケイティの言い分についてはしっかりと分かっているのです。ケシャ、そして彼女の弁護団はそれを認めもせず、謝罪もしていません。自分達のことを恥ずかしく思うべき人達なのです。」

「CEOの話をガガとメールでやりとりしただけ」「しかも表沙汰にならずにすんだことを勝手に引き合いに出して名誉棄損とはおかしな話である」というケシャ側と、「レイプの事実はない」「ケシャは恥知らずであり、名誉を棄損したからには賠償金を払うべき」とするドクター・ルーク側―まったく歩み寄りのない両者だが、ドクター・ルーク側はすでに弁護人を通し「悪意ある嘘にほかならない」と強気の構えで対抗姿勢を打ち出している。

画像は『Kesha 2018年4月20日付Instagram「@vittoriomasecchia」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)