6月16日、バルセロナ・カタルーニャサーキットで行われたMotoGP第7戦カタルーニャGP予選。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は予選Q1を2番手で終え、自身初のQ2進出を果たし12番手グリッドを獲得した。
初日フリー走行を1分40秒450で総合19番手と厳しい結果で終えた中上。2日目のフリー走行3回目でもタイムを更新したものの1分39秒819で16番手タイムだった。
しかし中上は予選Q1で1分39秒663と自己ベストタイムを叩き出し、マルク・マルケスに続く2番手タイムを記録。最高峰クラスに昇格して以来初めてとなる予選Q2に進出を果たした。
初となる予選Q2では1分39秒888とタイムを更新することはできなかったが、今季ベストグリッドの12番手で予選を終えた。決勝レースに向け、力強い手応えを得た中上は次のようにコメント。
「今日はQ2に進出して大きな前進を果たせたので、とてもいい予選になりました。チームの皆が喜んでくれたことが、なによりもうれしいです」
「今日の走行ではチームが素晴らしい仕事をしてくれて、FP4でセットアップを大きく進めることができました。Q2は全力で走ったので、12番手でしたが満足のいく予選でした」
「金曜からレースペースを見据えたセッションの取り組みを続けてきましたが、厳しいレースになることは間違いないでしょう。明日も暑くなることが確実なので、タイヤマネージメントがカギを握ることになると思います。決勝では今季ベストリザルトを目指して、思いきり戦います」