MotoGP第7戦カタルーニャGP、MotoGPクラスは、スペインのバルセロナ・カタルーニャサーキットで2日目の予選を行い、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が1分38秒680でポールポジションを獲得した。
MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)。総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたマルク・マルケス(ホンダ)と中上貴晶(ホンダ)のふたりを加えた12名のライダーによって、Q2は争われた。気温28度、路面温度48度のドライコンディションで争われた。
初日総合トップと好調なロレンソは、1回目のアタックで開始5分前に1分39秒331とファステストを更新するが、開始6分すぎにマルケスが1分38秒886を記録、トップで1回目のアタックを終える。
残り5分を切って2回目のアタックが始まると、マルケスが1分38秒746とファステストを更新してトップをキープする。しかし、ロレンソは残り1分半となったところで1分38秒680を記録し、今シーズン初、ドゥカティ移籍後初、2016年最終戦バレンシアGP以来となるポールポジションを獲得した。
マルケスは3回のフリー走行で総合11番手となり、2015年のイタリアGP以来となるQ1からQ2進出をねらうことになった。しかし、Q1をトップで通過。Q2でもロレンソとポール争いを展開、最終的に1分38秒746で2番手となった。
3番手に1分38秒923でアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が続き、フロントロウを獲得。4番手に1分39秒145でマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、5番手に1分39秒148でアンドレア・イアンノーネ(スズキ)、6番手に1分39秒178でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)の順で続き、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)は1分39秒266で7番手に。
ヨハン・ザルコ(ヤマハ)はセッション序盤に1コーナーでオーバーランを喫し、1分39秒331で8番手に。ティト・ラバット(ドゥカティ)が1分39秒504で9番手に続き、カル・クラッチロー(ホンダ)はラストアタックの13コーナー進入で転倒、1分39秒556で10番手に。ダニ・ペドロサ(ホンダ)が1分39秒695で11番手、初のQ2進出となった中上は1分39秒888と自己ベストを更新し、ルーキートップの12番手、MotoGPベストグリッドを獲得した。
以下、Q1のタイム順にジャック・ミラー(ドゥカティ)が1分39秒732で13番手、ハフィス・シャーリン(ヤマハ)が1分39秒879で14番手、アレックス・リンス(スズキ)が1分39秒918で15番手。
16番手に1分40秒010でアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)、17番手に1分40秒019でブラッドリー・スミス(KTM)、18番手に1分40秒058でフランコ・モルビデリ(ホンダ)、19番手に1分40秒178でポル・エスパルガロ(KTM)、20番手に1分40秒300でスコット・レディング(アプリリア)、21番手に1分40秒449でカレル・アブラハム(ドゥカティ)の順で続き、アルバロ・バウティスタ(ドゥカティ)はQ1のセッション終盤に4コーナーで転倒し、1分40秒524で22番手に。
ミカ・カリオ(KTM)もQ1のセッション終盤に4コーナーで転倒、1分40秒572で23番手。24番手に1分40秒590でトーマス・ルティ(ホンダ)、25番手に1分40秒834でシルバン・ギュントーリ(スズキ)が続き、チャビエル・シメオン(ドゥカティ)はフリー走行4回目、Q1と相次いで転倒、1分41秒369で26番手となった。