第86回ル・マン24時間耐久レースは6月16日、いよいよ決勝日を迎え現地時間9時から45分間のウォームアップが行われた。予選2番手のマイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組7号車トヨタTS050ハイブリッドが3分18秒687でトップタイムをマークしている。
いよいよ決勝日を迎えた2018年のル・マン24時間決勝レースを見据えたウォームアップが現地時間9時にスタートした。天候はやや肌寒いものの快晴。天気予報では決勝中の雨はなさそうな状況だ。
各陣営ともに燃料を積んだ状態での決勝を見すえた走行を展開していったが、3分18秒647をマークした7号車トヨタが10周をこなしトップタイム。9周の走行を早々に終えたセバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/フェルナンド・アロンソ組8号車トヨタTS050ハイブリッドが3分18秒949で2番手につけた。
3番手には、ノンハイブリッド勢の首位となるドラゴンスピードの10号車BRエンジニアリングBR1・ギブソンがつけ、4番手にSMPレーシングの17号車BRエンジニアリングBR1・AERが、5番手にはレベリオン・レーシングの1号車R13・ギブソンがつけているが、この3台が3分23秒台というベストタイム。トヨタ勢とは4秒以上ベストタイムの差があった。
LMP2クラスは、ジャッキー・チェンDCレーシングの34号車リジェが3分29秒486でトップタイム。シグナテック・アルピーヌの36号車アルピーヌA470が2番手、G-ドライブ・レーシングの26号車が3番手につけた。
一方、決勝を前にしてポルシェ911 RSRにプラス10kg、フォードGTに8kgの性能調整がなされたLM-GTEプロクラスだが、このウォームアップではフォード・チップガナッシ・チームUKの69号車フォードGTが3分50秒533でトップタイム。51号車、52号車、71号車とAFコルセのフェラーリ488 GTEエボが2~4番手を占めた。ポルシェ勢では、93号車の3分51秒862がベストとなっている。
この後サルト・サーキットではアストンマーチン・フェスティバルとロード・トゥ・ル・マンのレースが行われた後、現地時間13時からスタート進行が、15時から24時間のレースが行われる。