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トム・クルーズに今も感謝 35年前に共演した女優「私のために制作陣に掛け合ってくれた」

2018年06月16日 16:12  Techinsight Japan

Techinsight Japan

女優リー・トンプソン「ヌードシーンを減らすようトムが尽力してくれて…」
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『恋しくて』などで知られる女優リー・トンプソン(57)は、かなり前の青春映画で俳優トム・クルーズ(55)と共演したことがある。アメリカで公開されたのは1983年。35年も前に世に出た映画なのだが、この撮影現場でトムに助けられたリーは、今も彼にとても感謝しているという。

1983年のアメリカ映画『トム・クルーズ/栄光の彼方に(原題: All the Right Moves)』で、トム・クルーズの恋人を演じたリー・トンプソン。彼女がこのほど『Closer Weekly』のインタビューに応じ、撮影時に起きた“セクハラまがいの出来事”をこう振り返った。

「プロデューサー陣は、脚本の中に私が胸を晒すシーンを2つ入れたがったの。」
「そもそも私はオーディションさえ受けていなかった。シャツを脱ぐなんて嫌だったからよ。なのにあの役をオファーされたの。で、『OK』と引き受けたわけ。」

そしてリーが嫌がるトップレスシーンをひとつでもなくそうと、当時から正義感の強かったトムが動いたという。

「トムは制作陣と話をして、ヌードシーンをひとつなくすよう尽力してくれたの。2つ目のヌードシーンを撮影しようという段階になった際、トムはこう言ってくれた。『もしリーが裸にならなきゃいけないなら、僕も全て脱ぐから』って。すごいでしょ! だからトムにずっと感謝してきたの。私のためにプロデューサーに抵抗してくれたんだもの。」

共演者を大変大事にするトムは、大事な日にケーキを贈るなどして“仲間への感謝の気持ち”を示すような役者だ。また撮影を支えるクルーへの気配りも忘れず、個人的な理由で撮影を遅らせるようなワガママも言わないという。一緒に映画に出演する仲間達を守ろうと必要とあらば矢面に立つ優しいトム。しかもトップスターながら誰に対しても公平で決して傲慢な態度をとらぬトムだからこそ、長年業界の内外から支持されてきたのだろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)