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ル・マン24時間:決勝前日恒例のドライバーズパレード開催

2018年06月16日 06:21  AUTOSPORT web

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パレードするトヨタのドライバーたち
第86回ル・マン24時間耐久レースは6月15日、決勝日前日恒例のドライバーズパレードが行われた。多くのチームが沿道に詰めかけたファンとともに交流を楽しむお馴染みの光景が見られた。

 ドライバーズパレードは、ル・マンのクラシック・オートモーティブ・オーガニゼーションが主催するイベントで、ル・マン24時間に参戦するドライバーたちが決勝レース前日にそれぞれクラシックカーに乗り、沿道のファンとの交流を楽しむものだ。ドライバーによってはクルマから降りてファンにサインをしたり、ともに写真を撮ったりするほか、グッズを配る光景が毎年見られる。

 この日、サーキット内でお披露目された市販車のフェラーリ488ピスタとともにパレードした、LM-GTEプロクラスのAFコルセのドライバーたちを先頭に、スポーツカーやブラスバンドなどを交えたパレードは1時間以上続いた。

 ポールポジションドライバーである8号車トヨタTS050ハイブリッドの中嶋一貴には、毎年授与されるトロフィーが渡され、その後トヨタの6人のドライバーが2台のクラシックカーに分乗していたが、途中1台がまさかのストップ。1台に5人が乗り、小林可夢偉が先導するバイクに乗り込んだ。その影響もあったのかは分からないが、ドライバーらは笑顔で手を振るものの、ほとんど停止することなくかなり速いペースでパレードをこなした。

 その他のチームは、グッズを投げ込んだりと毎年のようにパレードを楽しみ、今回参戦して注目を集めているジェンソン・バトンも多くのファンにサインをする光景が見られた。