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クルマを1台買うともう1台!? スーパーGTタイ戦翌週にバンコク・オートサロン開催

2018年06月15日 18:11  AUTOSPORT web

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一部ではドイツ車なども展示されるが、タイではトヨタやホンダなどのメーカーが工場を所有していることもあり、出展車の大半は日本の車に。バンコク市内でも「ここは東京?」と思えるほど日本車が走り回る。
6月12日(火)、タイ・バンコクのインパクト・チャレンジャーホールにて、2018年バンコク・インターナショナル・オートサロン(BIAS)の発表会が実施された。

 初開催の2012年から数え、6回目の実施(2014年はタイの政変により中止)となる今年は、7月4~8日の5日間での開催。会場は今回の発表会が行われたインパクト・チャレンジャーホールのホール2となる。

 大きな話題としては、これまでの“見せるショー”から一部方向性を変更し、クルマそのものやパーツの現地販売も実施することとなった点が挙げられる。

 BIAS組織委員会の委員長を務めるウィラック・ロートン氏は「世界的に有名な東京オートサロンの雰囲気を提供する魅力的なカスタムカーの展示だけではなく、パーツやアクセサリーの販売によって、ショーをよりエキサイティングなものとします。もちろんただ販売するだけではなく、出展者の協力によってセールスキャンペーンを行いお客さんにとってもメリットのある内容とする予定です」とコメント。

 BIASでは例年、自動車メーカーとバイクメーカー複数社のブースも並んでいるが、自動車自体の販売も今年から行われるという。「自動車を販売するためのプロモーションも積極的に行います。日本のオートサロンへの招待や、クーポンの提供などに加え、クルマを購入した人にスズキ・スウィフトBIASエディションが当たるキャンペーンも実施します」と、自動車を購入した人にもう1台自動車が当選するという日本では類を見ないような賞典も用意されるということだ。

 毎年用意される円形ステージでは“恒例の”セクシーカーウォッシュが行われるなど、日本のオートサロンとは明らかに異なる一面も見せるタイ・バンコクでのオートサロン。今年はスーパーGT第4戦タイラウンドの翌週の開催となるので、GT観戦に訪れたファンもタイでの滞在をちょっとだけ延長し、ぜひ一度、異国でのオートサロンも体感してみよう。

 昨年の会場の様子はYoutube上(https://youtu.be/B5O9OUIShvs)で公開されているほか、英語主体となるが(一部タイ語)、公式サイト(www.bangkokinternationalautosalon.com)でも積極的に情報発信されているので、気になる方は目を通してみては。