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バリオニクスやシノケラトプスも 『ジュラシック・ワールド』特別映像、恐竜オールスター登場

2018年06月15日 08:02  リアルサウンド

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 7月13日に封切られる『ジュラシック・ワールド』シリーズの続編『ジュラシック・ワールド/炎の王国』より、劇中に登場するオールスター恐竜たちにフィーチャーした特別映像が公開された。


 本作は、『ジュラシック・パーク』『ジュラシック・ワールド』の『ジュラシック』シリーズ最新作。舞台となるのは、前作『ジュラシック・ワールド』で描かれたテーマパーク“ジュラシック・ワールド”を有する島、イスラ・ヌブラル島。その島では、火山の大噴火が迫り、恐竜たちは絶滅の危機に瀕し、背後では恐竜たちの密輸が企てられ、競売にかけられようとしていた。恐竜から人間が逃げ回っていたこれまでのシリーズから一転、人間が恐竜のための選択を迫られる姿を描く。


 前作に引き続き主要キャストは、恐竜と心を通わせる主人公オーウェン役にクリス・プラット、“ジュラシック・ワールド”の運営責任者であったクレア役にブライス・ダラス・ハワードが続投。監督は『怪物はささやく』でゴヤ賞9部門を受賞したJ・A・バヨナ、前作の監督コリン・トレボロウは脚本を務め、トレボロウは『ジュラシック』シリーズの生みの親スティーヴン・スピルバーグとともに製作総指揮も務める。


『ジュラシック・ワールド』特別映像


 このたび公開された特別映像は、プラットが「気を付けろ。恐竜がいる。食われちゃうよ!」と忠告する様子からスタート。愛くるしい姿をした恐竜から、脅威に満ちた恐竜まで、オールスター恐竜たちが集結。バヨナ監督が「様々な恐竜が一つの画面に同時に登場するんだ」と明かすように、本作には、『ジュラシック・パーク』から始まったこれまでの過去シリーズの総数を超える、歴代最多の恐竜たちが登場している。


 前作でオーウェンが育てたヴェロキラプトルのブルーに続き、かつて“ジュラシック・ワールド”にて、水中からジャンプして一気に丸呑みにするエサやりショーを披露していたモササウルス、『ジュラシック』シリーズの象徴T-レックスも再登場。また、ワニのように大きな口を開けて威嚇するバリオニクスや、象徴的な角で迫力ある戦いを繰り広げるカルノタウルスとシノケラトプス、持ち前のドーム型の頭で、気に入らないものや邪魔なものに突進しまくるお茶目なスティギモロクなどの新しい恐竜たちも登場する。


 本作の撮影では恐竜たちの描写をリアルに映し出すため、アニマトロニクスという最新技術を使用した。映像では、職人たちが人間の背丈を遥かに超える頭を持った巨大なT-レックスや、精巧なインドラプトルのアニマトロニクスを組み立てる様子が映し出され、アニマトロニクスのスーパーバイザーを務めたニール・スカンランは「今の時代の映画ファンだって、実写に愛着を持てる」とコメント。プラットも「彼らのおかげでヒトと恐竜の絆を美しく描ける」と撮影を振り返っている。


(リアルサウンド編集部)