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Sexy Zone、魅力溢れる楽曲群に改めて注目 カラオケ人気曲から“セクシーメドレー”を予想

2018年06月15日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 Sexy Zoneが今夜の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演する。番組HPで予告されている披露曲のタイトルは“セクシーメドレー”。果たして、どんな楽曲が披露されるのだろうか。予想しながら待つのも、ひとつの楽しみだ。


(関連:Sexy Zoneには家族同然の強い絆がある 『Missデビル』挿入歌から感じること


 6月6日にリリースされたばかりの15thシングル『イノセントデイズ』は、間違いなく披露されることだろう。佐藤勝利が出演中のドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)の挿入歌にもなっている本作は、<最終電車>や<コンビニの袋>など、リアルな歌詞が散りばめられたバラードソング。Sexy Zone史上初5人全員が出演して、“絆”をテーマに映画形式で撮影されたミュージッククリップでも注目されている。2011年のデビュー時には、平均年齢14.2歳だった彼らも、今や5人中4人が成人に。多くの経験を通じて大人の階段を上ってきた彼らのパフォーマンスは、5人で活動できる喜びがにじみ出ている。艶っぽい歌声、アンニュイな表情、しっとりと歌い上げる姿に大人な魅力を見つけ出せるはずだ。


 さて、難しいのは、「イノセントデイズ」に何が続くかというところだ。Sexy Zoneには、とにかく名曲が多い。参考までにカラオケ『JOYSOUND』で歌われているSexy Zoneの最新人気曲ランキングをのぞいてみたところ、「ぎゅっと」「Sexy Summerに雪が降る」「Sexy Zone」「ROCK THA TOWN」「King & Queen & Joker」がトップ5にランクインしていた。


 「ぎゅっと」は14thシングルで、菊池風磨が作詞に挑戦し、5人で振り付けを共作したというエピソードにもほっこりする応援ソング。メンバー同士がアイコンタクトをしながら体をスイングさせたり、肩を組んだり……と見ているだけでも元気が出るナンバーだ。サビの部分はファンも真似しやすい振り付けなのも、人気の秘密だろう。


 「Sexy Summerに雪が降る」は、3rdシングルと少し懐かしさを覚える楽曲。夏の暑い時期でも、冬のクリスマスシーズンでも、とにかく1年中盛り上がることができる鉄板曲だ。キラキラな衣装と、それに負けないくらい爽やかな笑顔の彼らが、<今がいいチャンス!><波をつかまえて!>と歌うと、それだけで元気が出てくる。大人リアルな「イノセントデイズ」と対象的なこの楽曲も、ラインナップとしてはアリかもしれない。


 「Sexy Zone」は、何度も歌われてきたデビュー曲。グループ名をタイトルにしたこの曲は、彼らにとっては名刺代わりのようなもの。“Sexy Zoneといえば、この曲”と、連想する人も多くいるだろう。当時、最年長の中島健人が17歳、最年少のマリウス葉が11歳だった彼らの歌声はキーが高く、CD音源と今の歌声を聴き比べると成長ぶりがよくわかる。“セクシーメドレー”と題して、この曲が入らないなんてこともなさそうだ。


 「ROCK THA TOWN」は13thシングルで、AOKIフレッシャーズCMのタイアップソング。スーツ姿でキレキレのパフォーマンスで魅了するダンサブルな1曲だ。<Sexyな腰つきで>と歌いながら体をくねらせるシーンでは、「Sexy Zone」でしゃかりきダンスを披露していた松島聡や、天使のような表情を見せていたマリウスが、すっかり大人になったことを実感せざるをえない。佐藤、中島、菊池の歌声にも表現の幅を広げた印象を持った。“カッコいいSexy Zone”を見せたいなら、この曲も外せない!?


 「King & Queen & Joker」は6thシングルで、キャッチーなサウンドとキュートな振り付けが魅力。トランプのKingとQueenとJokerが三角関係を繰り広げるというファンタジーな世界観は、アイドルならではのアプローチだ。MVも、童話の世界に迷い込んだような作り込みが楽しい。メルヘンなストーリーと、リアルな王子様たちの美しさを堪能しながら、音楽に身を委ねることができる。ザ・アイドルな「KQJ」も聴きたいところだが。


 ちなみに、筆者が個人的に好きなのは1stアルバム『one Sexy Zone』に収録されている「IF YOU WANNA DANCE」だ。マイケル・ジャクソンのセクシーさをイメージして名付けられたSexy Zoneにふさわしく、妖艶でありながらシャープなダンスが素晴らしい。発表されたときには少し背伸びをしたパフォーマンスが初々しかったが、大人の色気が漂う今の年齢だからこその“イフワナ”も見てみたい。


 ……と、やはり彼らの楽曲は、どれもそれぞれの魅力が満載で挙げ始めたらキリがない。ぜひ今夜のメドレーをきっかけに、Sexy Zoneの作品を振り返ってみてはいかがだろうか。(文=佐藤結衣)