アウディスポーツは7月26~29日に行われる『第70回トタル・スパ24時間』への参戦体制を発表。DTMドイツツーリングカー選手権を戦うレネ・ラストやニコ・ミューラーを筆頭とするワークスドライバーを起用し、計11台のアウディR8 LMSが戦いに挑む。
2017年に行われた第69回大会でアウディスポーツ・チーム・サインテロックが優勝し、3年ぶり4度目のスパ24時間制覇を成し遂げたアウディ陣営。2018年は2年連続5度目の勝利を目指すことになる。
アウディによれば、第70回大会にはワークス支援を行うチームとプライベートチームをあわせ、合計で6チーム、計11台のアウディR8 LMSがそろうという。
ワークス支援を受けて連覇に挑むアウディスポーツ・チーム・サインテロックは2017年ウイナーのクリストファー・ハーゼとマーカス・ウィンケルホックにワークスドライバーであるフレデリック・バービッシュを加えた布陣に。
また、ブランパンGTシリーズなどで速さをみせるアウディスポーツ・チームWRTにはレネ・ラスト、ニコ・ミューラー、ロビン・フラインスとDTMを戦う3ドライバーを揃えるほか、チームの2台目にはドリス・バンスール、クリストファー・ミース、アレックス・リベラスが顔をそろえる。
マルセル・ファスラーはプライベーターとしてエントリーするWRTの1台を操るほか、ジェイミー・グリーン、ピエール・カッファーといったワークスドライバーも、プライベーターとして参戦するアウディカスタマーのマシンに乗り込む。
アウディスポーツのカスタマーレーシング部門を取りまとめるクリス・レインケは「これまでの情報を見る限り、2018年のスパ24時間は今年最大のGTカーレースになりそうだ」と述べている。
「この4日間、世界中のGTレースファンの注目がベルギーに集まる。総合優勝とマニュファクチャラーとしての栄冠を手にするべく争うことで、多くのファンに最高の週末をお届けしたい」