甘い匂いが特徴のたばこ「BLACK DEVIL(ブラックデビル)」を製造するオランダの「Heupink & Bloemen Tabak」は6月14日、キャリコネニュースの取材に日本での輸入・販売を担っていた柘製作所に代わる、新たな代理店を探しているところだと明かした。
「日本の市場から撤退することはありません。柘製作所がオランダからの輸入を取りやめただけです。私たちは現在、柘製作所以外の様々な関係者と交渉をしており、日本でのブラックデビルの販売が終了になることはありません」
「残念です」「買い占めなきゃ」といった悲嘆の声が相次いでいた
日本で唯一、輸入・販売を行ってきた柘製作所は6月8日、同商品の取り扱い終了を決定した。12日には、「ブラックデビルシリーズを愛飲していただいた皆様へ」という文書を公式サイトに掲載。「理由は、品質管理の問題になります」と明かした。
「(製造元に対して)お客様からの喫味に関するご意見を反映させたい、ニコチン・タール値の変更はしないでほしい等、数年にわたり何度も品質安定の要求をしておりました。しかし、残念ながら、メーカー側からの回答としての商品は最終段階でも改善が見られず、満足のいくものではありませんでした」
同製作所の取り扱い打ち切りを受け、ネットでは「残念です」「買い占めなきゃ」という声が相次いでいた。