デザイナーの丸龍文人が、新ブランドとなる「FUMITO GANRYU」のデビューコレクションをイタリアのフィレンツェで開催されているメンズウェアの見本市ピッティ・イマージネ・ウオモ(Pitti Imagine Uomo)で発表した。
「FUMITO GANRYU」は会期2日目となる6月13日のトップバッターとして現地時間午前10時過ぎにショーを開催。オーバーサイズのフードルックで始まり、クリーンなデザインにアウターやシャツを取り付けたり、スリーブがぶら下がって見えるようなギミックを取り入れた。カラーは白と黒を基調に赤や黄、青を差し込み、アウターにはスポーツウェアに用いられるディテールも施されている。セットアップやレイヤードをストリートテイストで表現する丸龍らしさがアップデートされ、新たなフォルムのカジュアルウェアが提案された。
丸龍文人はコム デ ギャルソンに入社後、「ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン(JUNYA WATANABE COMME des GARÇONS)」のパタンナーを経て、2008年に「ガンリュウ(GANRYU)」を始動させたのち、2016年末にコム デ ギャルソンを退社した。