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フランスの民家の屋根裏から発見、靴箱で保管されていた中国陶磁器が約21億円で落札

2018年06月13日 13:33  Fashionsnap.com

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清乾隆 洋彩山水柑子口瓶 Image by: ©Sotheby’s
6月12日に開催されたサザビーズパリの中国美術オークションで、フランスの民家の屋根裏から偶然発見された中国陶磁器が落札予想価格50万~70万ユーロ(約6,500~9,100万円)を上回る16,182,800 ユーロ(約21億円)で落札された。

 陶磁器は清朝の最盛期である乾隆時代(1736~1795年)に制作されたもので、パリのギメ東洋美術館には類似作品が収蔵されている。同作品は他の美術品とともに長い間屋根裏に置かれており、発見した家主がサザビーズパリ事務所へと持参。査定を担当したスペシャリストは、無造作に紙の靴箱に収められていたことに驚愕したという。