2018年F1第7戦カナダGP、週末の様子を熱田護カメラマンがサーキットを歩き、見て、感じて撮った写真と一緒に紹介します。
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完璧な勝利!
速かったし、危なげない感じだったし。
5戦ぶりの勝利だったんですね。
この後、走り回ってました!
ルノーの2台が、7位8位。
トップ3チームの背後に来ました!
ワークス体制が本格的に機能し始めた感じでしょうか。
ドラパレのピエール・ガスリー選手、予選で使った旧PUから、新PUにチェンジして19番グリッドからスタート。
ザウバーには、この後に後ろから来るセバスチャン・ベッテル選手に譲った後、離されちゃいましたね。
11位でチェッカー。
レース後の田辺豊治テクニカルディレクターの囲みで、ルノーPUとの差は今回のアップデートでどう感じたのかを聞いてみたのですが、明らかに上回る感じではないものの、着実な一歩を踏み出した感じだということでした。
ただ、信頼性の問題も再発したので、その辺りの改善もさらに必要です。
トップ快走のベッテル選手からドーンと遅れての6位のキミ・ライコネン選手。
まあ、よくある展開でもありますけど、どのような理由があるにしてもチームメイトと差があるということは残念です。
ルイス・ハミルトン選手、序盤からペースが遅くてそのまま淡々と走っていたように見えたのですが、後から聞くとPUの温度管理がうまくいかず四苦八苦しながらの走行だったそうで……
5位でも完走できて良かったとのコメント、チャンピオンシップを考えるとまさにその通りです。
外から見ているのと、実際に走っているドライバーがやっていること、チームのいろいろなオペレーションだったりは全くわからないところで仕事をしているわけです。
だから、ドライバーやチームの人達のやっている研ぎ澄まされた苦労というのは、我々外からは見えないんですよね。
多分、メルセデスのハミルトン選手のPU担当のスタッフは、ドキドキしながらなんとか温度を下げようと必死に方策を考え、ハミルトン選手もなんとか少しでも上位で完走できるようにマシンを労わりながら走るわけです。
トラブルがありつつも5位でチェッカーを受けた時は、達成感があるんでしょうね。
コース脇で見ていてもテレビで見ていても、その内情というのはわかりません。
淡々としてつまらないなあ~~~って寝てしまうという気持ちもよくわかります。
その、ドライバーがやっている神わざドライビングにしてもなかなか言葉では言い表せないし、チームがやっていることも、本当の最先端の技術や作戦などは外には公にしないものだから、伝えることも出来ないし・・・
時間が経って、あの時はこうだったと関係者から聞く内容の面白さったら素晴らしいんですけどね。
その辺りの、ジレンマと言いますか、伝わりにくさがモータースポーツの報道の歴史でもあると思うんです。
だから???どうしましょ……
宣伝ではないんですけれど、小松さんが書いているAUTOSPORTwebのコラムはだから面白いんですよね。
ぜひ、読んでみてください!
頑張ったのは、シャルル・ルクレール選手です!
10位でまたポイント獲得でした!素晴らしい!
ザウバーがかっこよく見えてきたし。
フェルナンド・アロンソ選手の300戦目のグランプリは、リタイアとなりました。
ルノーPUアップデートしたものの、マクラーレンには有利にならず終わってしまいました。
同じPUのレッドブルやルノーが良かったことを見ても、マクラーレンシャーシにとってこのコースは不得手だったということなんでしょうね。
アロンソ選手は、この後ルマンでトヨタのマシンに乗り中嶋一貴選手と優勝を狙います、でも小林可夢偉選手にも勝って欲しいしなあ……
こちらも楽しみにしたいですよね、やっぱり!
セルジオ・ペレス選手のタコ踊りコースアウト。
たまたま、車がいないところでコースに戻れてラッキーだった?のか?
ドラパレの時にお父さんが乗ったフェラーリでデモランしたジャック・ビルヌーブさん。
終始、にこやかな笑顔でした。
こんなに笑うんだというくらいのご機嫌さんのジャックさん。
シートベルトもせずに走って行きました。まあ、ゆっくりだしいいのかな。
今日勝ったベッテル選手も、現役を終わった後は、もっと優しくなるんだろうね。
残り周回が1周あるのに、ストレートを見るとチェッカーが出ている???
でもそのチェッカーをくぐったマシンも、普通のレーシングスピードで走っているし???
なんだなんだと?だらけになってました。
プレスルームに戻ってみたら、間違いで早くチェッカーを出してしまったとか……
指示を出す人の責任ですよね。
あってはいけない運営側のミス。
旗を振った、綺麗な人はなにも悪くない。
次回は、久しぶりのフランスグランプリ、久しぶりのポールリカール。
前に行ったのは、確か、トヨタF1のテストだったかな???
道が混みそう……でも、いつもと違うサーキットに行くのは楽しみ!
では、また。