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Moto2参戦中のポンス・レーシングがCEVライダー起用。2017年までMotoGP参戦のバルベラの解雇受け

2018年06月12日 20:12  AUTOSPORT web

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ポンス・レーシングを解雇となったバルベラ
Pons HP40としてMoto2クラスに参戦するPONS Racing(ポンス・レーシング)は6月11日、MotoGP第7戦カタルーニャGPよりアウグスト・フェルナンデスを起用することを発表した。同チームから参戦していたエクトル・バルベラは6月8日に飲酒運転による逮捕を理由として解雇されており、フェルナンデスがその後任に指名された形だ。

 フェルナンデスは20歳のスペイン人ライダー。2017年シーズンはMotoGP第6戦からSpeed Up Racing(スピードアップ・レーシング)よりMoto2クラスに参戦していた。

 2018年シーズンはFIM CEVレプソルインターナショナル選手権のMoto2クラスに参戦し、6月10日にカタルーニャで行われた第4戦レース2では優勝を果たした。これまでにCEV Moto2のポイントランキングで2番手につけている。

 今回のフェルナンデスの起用は、チームに所属していたバルベラの解雇が背景にある。6月8日、ポンス・レーシングは同チームからMoto2クラスに参戦していたバルベラと契約破棄で合意したと発表した。

 この理由については、6日にバルベラがスペインのバレンシア市内で飲酒運転により逮捕されたことによるものだと、motogp.comが報じている。バルベラは2017年シーズンまでMotoGPクラスに参戦していたが、2018年シーズンよりPons HP40からMoto2クラスにエントリーしていた。

 Pons HP40は第7戦カタルーニャGPより、フェルナンデスとロレンソ・バルダッサーリのライダーラインアップで2018年シーズンを戦うことになる。