『ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展』が、7月29日まで東京・渋谷区立松濤美術館で開催されている。
ヨーロッパの王侯貴族の間で富と権力の象徴として流行したレース。同展では、アンティークレース鑑定家のダイアン・クライスの数万点におよぶ所蔵品から、フランス王妃カトリーヌ・ド・メディシス、マリー・アントワネットやナポレオン・ボナパルト、ヴィクトリア女王といった王侯貴族に由来するロイヤルレース、ファッション、インテリアに取り入れられたレースなど16世紀から19世紀の作品を中心に約170点を紹介する。
6月17日には同展の監修を務めたダイアン・クライスによる記念講演会『レースは、私の人生そのもの~Lace in My Life』、6月30日には百々徹(大阪成蹊短期大学)による講演『21世紀におけるアンティーク・レースの魅力』、7月8日にはワークショップ『レースのピルケース作り』を実施。参加方法などの詳細は渋谷区立松濤美術館のオフィシャルサイトで確認しよう。