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エディンバラ公フィリップ王配が97歳に

2018年06月11日 15:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

97歳の誕生日を迎えたエディンバラ公フィリップ王配(画像は『Kensington Palace 2018年6月10日付Twitter「Wishing The Duke of Edinburgh a happy 97th birthday!」』のスクリーンショット)
英時間10日、エリザベス女王の夫エディンバラ公フィリップ王配が97歳の誕生日を迎えた。前日の9日に行われたエリザベス女王の公式誕生祝賀式典では姿の見られなかったフィリップ王配だが、『Express.co.uk』では自身の誕生日も自宅で静かに過ごしているようだと伝えている。

エリザベス女王をつねに影で支えてきたエディンバラ公フィリップ王配(Prince Philip, Duke of Edinburgh)が10日、97歳の誕生日を迎えた。ロイヤルファミリー公式ツイッターには世界中からたくさんの祝福メッセージが届いている。若かりし頃のフィリップ王配の画像や動画も多数投稿されており、高身長でハンサムな王配を見上げて微笑むエリザベス女王の姿なども見られる。

かねてから健康状態が懸念されていたフィリップ王配は今年4月、キング・エドワード7世病院にて股関節の手術を受けていた。今月9日に行われたエリザベス女王の誕生祝賀パレードでは、いつもなら隣に座るはずのフィリップ王配の姿はなく、エリザベス女王が単独で馬車に乗っていたため「王配はどこ?」と心配する声があがっていたが、昨年8月に公務からの引退を正式に表明しているフィリップ王配は、その日の体調などにより公務をセーブしているもよう。しかし5月のヘンリー王子&メーガン妃の挙式では、自身の脚でしっかりと歩く元気な姿を見せ、国民を喜ばせていた。

シャイなプリンセスだったエリザベス女王がフィリップ王配と恋に落ちたのは、女王が13歳の頃。ギリシャ&デンマークの王子だったフィリップ王配は士官訓練生だった。ブロンドでイケメン、背の高い若きプリンスは当時からモテモテだったが、そんな王子にプロポーズされたエリザベス女王は、両親の承諾を得る前に即座に「イエス」と返事をしたと言われている。

数々の失言やブラックジョークで周りをヒヤヒヤさせてきたフィリップ王配だが、70年以上の長きにわたりエリザベス女王にしっかり寄り添いサポートしてきた。今日までに王配が単独でこなした公務の数は22191、スピーチを行った回数は5493回にのぼるという。今後はウィンザー城やノーフォーク州サンドリガム御用邸の一角にあるウッドファーム・コテージにて余生をのんびりと過ごすと言われているが、時折公務にも顔を出し、元気な姿を見せてほしいものである。

画像は『Kensington Palace 2018年6月10日付Twitter「Wishing The Duke of Edinburgh a happy 97th birthday!」』『The Royal Family 2017年10月23日付Instagram「This morning The Queen will visit HMS SUTHERLAND to mark the 20th anniversary of the ship’s commissioning.」(Press Association)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)