2018年F1カナダGP決勝で、メルセデスのバルテリ・ボッタスは2位だった。
■メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ
バルテリ・ボッタス 決勝=2位
できることは全部試したが、今日の僕に優勝を争うチャンスはなかったと思う。レースのスタートはエキサイティングだった。ギリギリのせめぎ合いの末に、何とか2番手を守ったんだ。ターン1ではアウトサイドにつけて、できるだけスピードを保ったままターン2でインサイドのラインを取ろうとしていた。そこでマックス(・フェルスタッペン)と横並びになって、激しく競り合った。でも、お互いにフェアだったし、何とか彼の前にとどまることができて良かったよ。
その後は、セバスチャン(・ベッテル)にプレッシャーをかけようと努力したけど、僕のペースでは追い詰めることはできなかった。フェラーリにはペースをコントロールする余裕があったのに、今日の僕らは単純に速さが足りなかった。レース終盤には、燃料をセーブするために少しペースを緩めた。マックスに差を詰められた理由はそこにある。
このレースに新しいエンジンを持ち込まなかったのは、トップチームでは僕らだけで、他のみんなはアップデートされたパワーユニットを使っていた。次のフランスで投入する新しいエンジンが、フェラーリやレッドブルとの戦いの助けになることを期待している。